48名の魔術師
1・2・3・4学年シャッフルにされた決勝トーナメント。
全員で2人の代表×6クラス×4学年=48人。
Aブロック・Bブロック・Cブロックに分かれており、Aブロックは5回、B・Cブロックは6回勝てば優勝となる。
ちなみに私とヘレスとエヴァーズ侯爵令嬢はAブロック。
ルナシス様と第二皇子殿下はBブロックで、
レオお兄様はCブロック。
私の一戦目は、、、うわ、最初っから4年生が相手か、、
グレードは、、δね。
そこまで高くないグレードだけど、やっぱり4年生はちょっと、、
試合は、フェリエンテール学園最大の競技場で行われる。
4学年全員が入れる大きな競技場で、えら〜い人も数人来るらしい。
競技場には、3試合同時にできるようになっている。
「では今から、一回戦目を始めます。」
「私だわ。行ってくるわね、」
「はい!アリア様、頑張ってくださいね!」
「えぇ、ありがとうヘレス。」
「まさか一戦目からレイ侯爵令嬢とお手合わせできるなんて思ってなかったですよ。」
、、、これ、絶対私のこと舐めてるわね、、
確か、ウィリアム子爵の子息ね。
「そうですか?どうかお手柔らかに。」
「えぇ、、怪我をさせては可哀想だ。」
なんなのこの人ぉぉぉぉ!!!
レイ家の魔力を知らないわけないわよね?!
そんなみくびられては困るわ!
この人、何属性なのかしら。
火属性だったらお兄様やお父様がそうだから慣れているんだけど、、
って、そんな都合の良いわけな、、
「実は俺、火属性なんですよ。」
そんなことあったぁぁぁ!!
「あら、そうなんですか。」
「だから下手すると令嬢のお顔やお洋服に傷をつけてしまうかも。棄権なら今のうちですよ。」
「ふふふ、ご心配なく。」
今、私の顔引きつってるだろうなぁ、、
ちゃんと笑顔になってるかなぁ、、
でもこの人頭悪そうだから多少引きつっててもバレないかも。
「では皆さん準備が整いましたね。では、、スタート!」
「棄権しなかったこと、、後悔させてみせますよ。」
そのお言葉そっくりあなたにお返ししますね。
「ふっ、、この魔法、受けたことないだろう?!大火球!」
あぁ、、火球の一つ上の魔法ね。
ちょっと期待しすぎてしまっていたかも。
「水覆面。」
こちらに向かってきていた球状の火が、私の魔法によって水に囲まれ、一瞬で消えてしまった。
チラッと相手を見ると、、
っ、、、
ダメよアリアーテ!笑っちゃ!
ってくらい蒼白な顔をしていた。
「反撃開始しますね。」
「え、ちょ、待っ、、、」
「氷結。」
ウィリアム子爵子息を私の氷が囲い、動けなくなってしまった。
勝敗は相手が降参か行動不能になるかでつく。
「降参しますか?」
「っ、、こんなの、すぐに俺の炎で、、、!」
「なんですか?顔も塞ぎましょうか?」
「くっ、、」
私を見て何を怖がっているのよ!
別に脅したりなんてしてな、、してないし!
「降参、、です、、」
どうやら、3試合中最初に終わったのはここらしい。
まぁ、まずまずってところね!




