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「では次、レイ令嬢。」


「はい」


何十メートルか先にある的に向かって、基礎魔法を打つ。


ドゴォォォン


「すっ、、すごい、、」


「流石レイ家の令嬢だ、、」


レイ家は魔法、強いから。


すると、先生に話しかけられた。


「驚きましたわ。いつもご自宅で練習を?」


1年、グレードα(アルファ)の担任、アリヤス・ニュープトン先生。


ニュープトン伯爵家の次女で、魔力が多く、国でも有名な魔術師として知られている。


もう27歳で、嫁入りは未だしていない。


意外と優秀な魔術師は結婚せず独身のままでいることが多い。


仕事にも集中しやすいからね。


「はい。お兄様が手伝ってくれました。お兄様は火属性なので、お互いの練習で。」


「なるほど。良い練習法ですね。あなたのお兄様もフェリエンテール学園では有名です、優秀な方だそうですから。私は担任を受け持ったことはありませんが、色々とご活躍をされているようで。」


へぇ。


やっぱりお兄様ってヘラヘラしてるのは私の前だけなのかな。




「ヘレス〜」


「あっ、アリア様!」


「食堂へ行きましょうか。」


「えっ、、と、その、私実は今日、用事があって、、」


「用事?でも昼食は取らなきゃよね。ヘレスの用事が終わるまで私、待つわよ?」


「い、いいえ!大丈夫です!しかも、昨日アリア様、殿下たちと一緒に食べるとお約束していたでしょう?私のことは気にしないで、食べてきてください!」


「あら、レオお兄様とルナシス様のことは気にしなくていいわ。、、、ヘレス。本当に用事、あるの?」


「えっ、、」


「もしかして、何か言われた?昨日の子たちに。ヘレスも聞こえていたんでしょう?あんなこと、気にしないで良いのよ。」


「そ、そんなんじゃないです!ただ、私、、先生に!先生に、、会いにいくだけです。その、授業の質問をしたいと言ったら、昼休憩の時間にと言われたので、、先に伺おうかと。時間がかかりそうなので、アリア様はどうぞお先に昼食をとってください。」


「でも、、ヘレス、本当に?何もないわね?ただの、授業の質問ね?」


「はい、勿論です!」


「そう、、分かったわ。ちゃんと昼食はとるのよ。」




「、、、ってことなんだけど、、やっぱり私、ヘレスのところへ行こうかしら。」


「アリアは心配性だね。でも確かに、もし何か言われてたら大変だ。あの子は少し気の弱いところもあるからなぁ、、」


「ロナルド令嬢がそんなに気になるなら行けば良いんじゃないか?アリアーテが人の気を気にするなんて似合わないと思うよ。」


「あらそうですか!!ルナシス様は少し黙っていただけませんか?」


「ふっ、皇族に対してのマナーがまるでなってないな。」


「ルナシス様も皇族ぼ方なのか疑ってしまうほど性格が残念でおられますね。」


「ア、アリア〜、、、?ほら、ルナシスも、、ね、仲良く、、ね?」


「お兄様は黙っていてください。」


「レオシアは黙っていようか。」


おぉ、被ってしまった。


「ヒィッ、、僕のアリアが怖い、、何でルナシスもアリアを嫌うんだ、、」


なんかブツブツ言ってる、、


少しお兄様が可哀想ね、、

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