フェリエンテール学園
「わぁ、、広いですね、アリア様、、、!」
「そうね、ヘレス。」
「アリア様、首席で入学されたから、、入学式のときお話するんですよね?」
「えぇ。」
「流石ですわ!!私、アリア様のこと、応援してます!!」
「ふふっ、ありがとう。」
そう、実は私、首席で入学しているんです。
ここ、フェリエンテール学園は貴族だけでなく平民もいる。
しかし、ここに入るには試験での合格が必要となっているから、必然的に貴族の方が人数が多い。
そして、貴族の間ではここが婚約者探しの場ともなっている。
意外と入学するまでに友達や仲の良い異性まではできるのだが、その人の能力などが分かりにくい。
学園に入ればすぐに優劣つくから、自分の家を拡大していくに当たって有能な婚約者を学園で見つけなさいという親は少なくない。
私も婚約者などいないが、それはただお母様とお父様が
『えぇ〜?アリアちゃんの好きな人で良いわよぉ。実はね、ルイとは恋愛結婚なの!』
『あぁ、そうだよ、アリア。一目見たときから私はアリシャに心を奪われていたんだ。』
『まぁ、、ルイったら!』
、、、とまぁ、語尾にハートがつきそうなくらいのバカップルだからか、
私はこの学園で好きな人を見つけることに専念することにした。
入学式では、今の第二学年、第三学年、第四学年が一人ずつ代表挨拶をしていった。
第四学年代表は所謂この学校の生徒会長。
、、、ゲッ
なんであいつが生徒会長なんてやってるの?
「初めまして、皆さん。リベリオ皇国第一皇子、ルナシス・リベリオです。そして、フェリエンテール学園生徒会長を務めています。皆さんの入学を心からお祝いします。ここ、フェリエンテール学園は貴族だけでなく、平民など、様々な地位の人が通っています。勿論他国からの留学生もいます。しかし同じ学園の生徒だということは忘れず、切磋琢磨してお互いに高め合ってくださいね。」
それから、学園の雰囲気はどうだとか、
人気な行事はなんだとか、、
色々と話して、私もこれからの生活が楽しみです的なことを言って入学式は終わった。
ステージからお兄様がいた場所が分かった。
だって、、、なんか、そこだけキラキラしていたというか、なんというか、、
一人だけ私の話に感動しすぎてて、目立ってたんだよね。
お兄様も相変わらずだな、と少しだけ安心した。




