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犬頭(コボルト)先生のドライブ道中記4
異世界転位者の名前はユウキだった
犬頭一行のこの後の予定が山間部から元の街に戻るので 同席する事になった
車内は賑やかである
車の乗り心地が久々なユウキがハイテンションなのだ
異世界転位当時の事なぞを話してる
困ったのは やはりトイレや食事だそうだ
元々何でも食べてたそうだが 原材料の解らない食事をすりほど
神経が太い訳じゃない 移動手段の馬も天馬なのである
翼が邪魔で通常の馬のように乗りこなすには熟練の腕が必要なのだ
乗り合い馬車なんかは ルートが決まってるので 冒険者には無用の長物なのだ
そんな話で盛り上りながら 大衆食堂がある街に戻ってきた
店内から美味しそうな香りがしてる
その匂いを深呼吸しながら嗅いでるユウキ
涙目をしてる タマコさんが
「ただいまー」と言いながら店に入っていく
一泊もしてないのに 店が懐かしい
今日だけは 自分も
「ただいまー」と店に入っていった




