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元奴隷少女3
タマコさん視点です
店で働きだして2年
御主人様奥様の三回忌という行事が行われた
姉妹で店に通う日々にも慣れてきた頃の事だ
最近店に嫌いな客が来るようになった
何時もハッハッとせわしない
興奮してるのではなく そういう種族なのだ
犬頭属である
元来猫耳と犬頭は居住地域が違うため
互いに出会う事は少ない
大衆食堂招き猫みたいな場所が特異なのである
そして どうやら相性も良くないようである それは今のタマコが実証している
妹は如才なく犬頭氏の相手をこなしているのだが
個人感の問題なのかもしれない
客商売だから我慢してるのである
そんな犬頭氏もすっかり馴染み客になった ある日
困った客が現れたのである
高い身分らしく横柄である
勿論大衆食堂では身分が どうあれ御客様は皆同じ扱いである
『よいではないか~』等御法度である
そんな高慢ちきが妹に目を付けたのだ
極度なシスコンである姉は怒り狂った
店の行き帰りは絶対二人で帰る
店の客として現れたら 自分が受け持った
鉄壁のガードをひいたのである
焦れた高慢ちきは 二人で居ても声を欠けるようになったので
毒をもって制すとばかりに犬頭氏の助成を頼んだりもした
あれほど嫌ってた犬頭氏なのに
協力者になってくれたのは なんて人が良い人なんだろうと思った
妹が御主人様に相談してたのは 後で知る事になった




