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トライやる・ウイーク6

有美(ユーミ)目線です


二日目

駄菓子屋の床掃除をしました

三日目

駄菓子屋の窓を乾拭きしました

四日目

どこもかしこも掃除しおえてしまい

何をしようかと途方にくれてしまった私をお婆ちゃんは

「ごめんなさいね」と申し訳なさそうに話すのです


「昔からお掃除とか好きなんだ

お店(いえ)でもお仕事したいけど

許してくれないの」


「有美(ユーミ)ちゃんが商店街に来た頃から知ってるけど

よくお店のお手伝いしてたよね

お婆ちゃん

有美(ユーミ)ちゃん とっても偉いなーって感心してたんだよ」


「だったらどうして今はお手伝いするの嫌がるんだろ」


「きっと

今は有美(ユーミ)ちゃんの事を

一人前の大人に見てくれてるんだよ

それでね 有美(ユーミ)ちゃんが進む道を探してほしいんじゃないかなー

お婆ちゃんはそう思うよ」


「でも…有美(ユーミ)はお店の役に立ちたいんだよ」

知らず涙を溢して話す有美(ユーミ)


「何が一番の幸せなんだとか

人各々なのにね

身内だから 余計に 自分よりも幸せになってほしいものなんだよ

だからお店なんかより勉強してほしいとか

親ならそう思っちゃうんだよね」

どこか遠い目をしながらお婆ちゃんは言った


「身内?」


「そう 身内… 家族だよ」



お婆ちゃんは 私の過去を知らない筈だから

本当は意味が違うのだろうけど

店長(おとうさん)は私の事を考えてくれてるんだと

そんな風に思ってしまいお婆ちゃんにしがみついてワンワン泣いてしまった


五日目

最後の日には

「お婆ちゃんありがとう」

心からそう言って最後の日を終えた


お婆ちゃんも私も泣いちゃったけど

とても実りがあった社会実習だった

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