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トライやる・ウイーク5

有美(ユーミ)目線です


少し時を戻して…

有美(ユーミ)である

店に住むようになった頃は 食堂のテーブル拭きとかやらさせてくれてくれてたのだが

最近店長(おとうさん)有美(ユーミ)が食堂に関わるのを極端に嫌うのである

私は何の為に この店にきたのだろう 役に立ちたいのに

だから三者面談(おはなし)以降冷戦状態なのである


そんな時に トライやる・ウイークというものの説明を受けた

大衆食堂招き猫がリストに載ってたので 立候補したのだが

家に社会見学するなんて 何の体験にもならないでしょ と担任に切って捨てられ

当然の理屈である


結局有美(ユーミ)は商店街の駄菓子屋さんが社会見学先に決まった

店々で定員が決まってるらしく 有美(ユーミ)一人でいく事になってる

顔馴染みではあるけど 有美(ユーミ)は駄菓子を余り食べなかったから

そんなに親しくない店である 老婆が一人だけで経営してる店である


トライやる・ウイーク中 各々の行き先によって行く時間がバラバラなので

社会体験時間が4時間 から4時間半 それ以外は自習時間である


それ故に 我が(まねきねこ)に来る山ノ内武男(たけおくん)海野幸江(ぶちょう)は9時半出勤なのだ

有美(ユーミ)は家から直接駄菓子に向かう事になる トライやる・ウイークの(はた)を持ってだ

終わったら一旦家に(はた)を置いてから登校するので比較的楽ではある


一日目

駄菓子屋と言うのは

お客さんが子供なのだ 当然の事だが

午前中にお客さんなんて来ないのである

しかし有美(ユーミ)は働くのが好きなのである

店中拭き掃除をして充実感を得たのである

放課後部活動で部長に家の話を聞かれ 家族の事を話すのは嬉しかったけど

嘘をつかなければならなかったのは 少し心苦しく感じた

部長の顔が少し曇ったのは 嘘がバレたのかと心配したのだが

そうではなかったようだ




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