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トライやる・ウイーク4

武男目線です

幸せ絶頂の日々である タマコさんと一緒に居られるのだ

仕事に関して厳しい人だけども 惚れたら痘痕も笑窪 そんなところも

良いなと思ってしまう

夢のような日々は過ぎ去るのも早く 明日が最後の一日なのである

頻繁定食屋になんて通えない 学生の財布事情(おこづかい)である

明日は何らかの答えを出しておきたいと考えるのはしょうがない事なのだろう


トライやる・ウイーク五日目

既に通い慣れてきた感のある道を二人で歩いている

雑談が出きる位になった二人だ

互いに今日が最後なので 何かお礼をしたいね

そんな話をしながら店前に着く

「「お早うございます」」

声を合わせて扉を開いた



パン‼パーン‼

クラッカーで迎え入れられた

思わず海野幸江が自分にしがみつく

女性特有の柔らかさ思わず赤面してしまう

「今日までお疲れ様 本当は終る時に祝いたかったけど営業中に こんな事出来ないから

今お祝いしちゃった ごめんね」

店長さんがこう言いながら頭を下げてくる

「「いえ 有り難う御座います」」

「「今日も宜しくお願いします」」

まるで練習したかのように声が揃ってしまった

「今日は山ノ内君が賄いを作る番だけど一人だけに賄いを任せるのは少し不安だから二人にお願いしてもいいかな?」

仕方ない話である そして願っても無い話である

料理なんてした家庭科実習でしかやった事がないのだから

結局 焦がしまくりの卵焼きを作った…

そして結局恋愛の進展なんてのも当然の如く無かったのである

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