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100⚫️伝言ゲーム
「ヒロ・エンユウジ博士、どうしても来てくれんのですか?」
閉店間際に大勢押しかけて来たぞ。大学の教授会?
いや、会議を始めてもらっては困る。
ここは、ただのカフェなんだぞ。
「あなたのレポートや論文には、以前から注目していたのだ。」
「そう、そう!どれもよかったが、中でもあの博士論文は、白眉の出来だった!」
「わしは、あの夜、興奮して眠れんかった!」
「そうじゃ、そうじゃ!わたしは眠れんから、ウィスキーをダブルで飲んじまった!」
「あ、君もか?わたしはウォッカだったのよ!」
「なあにい?!わしはマオタイだったぞ!」
「これこれ、酒の自慢をしにきたんじゃないですよ!」
「で、エンユウジ博士、なぜ、ダメなんですか?」
ヒロに耳打ちされた教授は、おめでとう!と言って次の教授に耳打ちする。
この知識人たち、伝言ゲームを始めるのか?
ヘンな連中だあ。




