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076⚫️やっぱり似たもの同士
洞窟内に入って、5時間は経つ。
時計も動かん。照明装置も予想通り、ダメになった。
この惑星上では機械的なものは動きを止める、というのは本当だな。
物理的に’燃やす’長時間タイマツの1本目を取り出し点火する。
「こりゃあ、迷路すぎる迷路だな。」
「うん、そうだね。経路は記憶できるけど、どこにいるか、見つけ出すのが大変だね。」
人探し、モノ探しの達人と言われる俺だが、
これは感覚を超えた感覚の勝負だな。
見つけさえすれば、あとはヒロがいてくれる。
何とかなるもんだなあ。ヒロ、お前、やっぱりスゴイぞ!
惑星を出るために、
衛星軌道上から物理的にゴンドラを降ろすというのは、ファンタジーのようだな。
これはいい眺めだ。あれっ、みなさん、どうしました?
えっ?全員、高所恐怖症だって?
俺とヒロだけが、クスクスと笑う。
やっぱり、似たもの同士だな!




