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075⚫️エンユウジ
「で、部長・・・また、やっかいな任務ですねえ。」
「そう、そのとおり!さすが、わたしが見込んだ男だ。話が速い!」
機器が一切無効になる惑星の、迷路のような巨大洞窟。
そこに迷い込んだ’お偉方’を救出に行け、ということだな。
人工知能も発信機も動かない世界で、どうしろっていうんだ?
「部長、俺はともかく・・・子どもを派遣するって、どうなんですかね?」
「デジタル端末も使えん中で、ヒロ以外の誰が道を憶えられる?あいつなら絶対に迷子にならん!」
「いや、でも48時間内って、いくらなんでもムリ!」
「迷い込んだ方々の中には、あのエンユウジ家の当主もいるんだ!」
ん? ヒロのフルネームは、確か・・・ヒロ・エンユウジだったな。
ということは、ヒロの一族ってことか。
「しかし、それでもたった二人で行って、全員を外まで導き出すなんて、冗談じゃない!」
「ヤマト、この目を見ろ! これが冗談を言っている者の目か?!」
いや、完全に面白がっている目だ。
ホント、冗談だろ・・・こらあ、小躍りするな!




