表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
37/52

045⚫️反撃の準備はするけど

急襲?

探知できなかったというのか。

情報部も軍も、いったい何をしていたんだ。

大部隊ではない・・・機動性の高い連中だけか?

となると、一時的な誇示攻撃の可能性が高い。

宙域艦隊は防衛に向かっているはずだが、到着までどれくらいかかる?

それまでに蹂躙と略奪・・・これまでの例を考えれば、十分あり得る。


俺は厨房の食器棚を力任せに押し上げた。

この隠し武器庫の存在を知る者はいない。

愛用の高周波ブレードと重粒子拳銃を手に取る。

馴染んだ重みが、指先にかつての感覚を呼び覚ます。

相手が軽装の機動兵なら対処できる。

だが、もし自律戦車や重武装のメカロイドが降りてきたら、厄介なことになる。

もっとも、今の俺はただの民間人だ。

これはあくまで、直接攻撃を受けた際の保険に過ぎない。


地下のプライベート・シェルターへ降りようとした、その時だった。

表の扉を激しく叩く音が響いた。

「店長!店長!」

サラちゃんか?


「すみません。家に戻るより、お店の方が近かったから。」

「いい判断だ。ひとまず地下に潜るぞ。来い!」

抱きかかえるように彼女を促し、狭い階段を駆け下りる。

俺が自作したシェルターだ。ふたりでも数日凌ぐには十分だ。

分厚い防護扉を閉ざし、照明を入れた。

ようやく一息ついた、その瞬間だった。

ドォォンッ!!

重低音が、シェルター全体を揺さぶった。

防護壁越しに伝わる地響き。空気が悲鳴を上げている。

爆撃か!・・・俺の武装では心もとないぞ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ