表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/78

002⚫️お下がりの羊羹

「どうしたの?君が剣を抜くなんて、めずらしいね。」

「そうだね。急に刀身を見たくなったんだ。」

君の剣の銘のとおり、’不可思議’な感じ。

眼は剣を通して、どこか遠くを見ている。


「・・・うん。お茶にしようか、ウィルフレッダ。」

「もういいの? じゃあ、アリスが持ってきたお菓子、食べようよ。なんかお祈りしてもらってきたんだって。遠い国のものらしいよ。」


箱を開けると、漆黒の、けれど光を吸い込むような美しい直方体だ。

一口運ぶと、その重みのある甘さは、どこか胸に迫る不思議な味がした。

誰かの祈りや、こらえた涙の味が混じっているかのような・・・。

ロイ、今日の君の眼は、やっぱり遠くを見ているようだね。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ