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025⚫️神様、お願い
ブリッツと息子たちが帰ってきた。
よかった・・・ああ、本当によかった。
「もう弾が残り少ない。」
そうなの。そうよね。
火薬も尽きかけているし、薬莢の再利用にも限界がある。
拳銃も寿命で、暴発して壊れるものが増えてきた。
何世代も、よくもったと言えるくらいだ。
あんたは「火薬は作れる」と言うけれど、
良質なものを大量に作るのは難しいって、自分で呟いてたじゃない。
相手は弓矢を使うようになってきた。
わたしたちが防衛線を維持できてきたのは、火力がまだ残っていたから。
これから、どうなるんだろう。
あんたは「なんとかする」と言うけれど・・・。
サラとジムは、まだ’埋もれている何か’を見つけてくれるのだろうか。
でも、あのふたりは闘いが好きじゃない。
戦士には向いていない。
・・・神様、お願い。
闘いのない、静かな世界をください。
ーそれは、神にも悪魔にも、実現できない。
ーそう、それができるとすれば、それはヒトによってのみである。




