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022●かけがえのない存在
雨が降るようになり、作物も実り始めて、
世界は少しずつ豊かになってきた。
それでも、争いは消えない。
20年以上も経ったというのに、
ブリッツ、あんたは今も前線に立つのね。
わたしたちのコロニーは随分と大きくなった。
交渉で他と手を組んだり、移住してくる人々が増えたり。
けれど、大きくなればなるほど、コロニー同士は大きくぶつかる。
戦いの規模も、犠牲も、昔とは比べものにならない。
わたしはもう、直接、戦場には出ない。
でも、わたしたちの子どもたちは、あんたの背を追って歩いていく。
だから・・・どうか、無事で帰ってきて。
あんたは‘破壊神’なんかじゃない。
子どもたちの父親であり、
そして・・・
わたしの、かけがえのない夫なのだから。




