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019⚫️やらかした & 020⚫️空は青いけど
019⚫️やらかした
なにをみたのだろうか
サラ、あれはなんだったんだ
僕たちは、どこへ向かった
たどり着いたのは、どこなんだ
君はだいじょうぶなのか
ボクはなにも、わからない
わからないということも わからない
わかることは なになんだろう
ああ きみの えがおを
もういちど・・・
「ジム!起きなさい!しっかりして!目を開けて!息をするの!お願い!!」
サラの声がする。
ああ、君は無事だったんだな。
ごめん、また、やらかしちゃったな・・・。
020⚫️空は青いけど
バシッ!痛―い!
「どう?目が覚めた?」
「うーん、ありがとう、サラ・・・。君の平手打ちは、一番の気付け薬だあ。」
「な~に言ってんのよ。さあ、立って。」
サラの肩を借りて立ち上がる。まだ足元がふらつく。だが・・・。
広がっていたのは、見渡す限りの原野だった。
乾いた風が頬を掠め、草がまばらに揺れ、足元には大小の礫が転がっているぞ。
「礫砂漠・・・じゃないかな?」
「そんな感じよね。」
科学者の本能で、すぐ、一緒に観察を始めた。観測機材もセンサーもない。
五感と知識をフル活用する。
「つまり、いわばワープしてしまった、ってことだよな。」
「そうね、生身でね。しかも、ここが同じ‘宇宙’とは限らないよ。」
ふたりが見上げる空は、困惑をよそに青く澄み渡っていた。




