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神の名の下に  作者: そそソ
第三章 躍進
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蠱毒

ちょっと憂鬱なんす。

「こどく···?」


「一人ぼっちってことじゃないでやすか?」


「はぁ···これだから学の無い者は嫌いなんだ。蠱毒は大量の毒虫を一箇所にまとめることで共食いを始める。そして最後に残った一匹がよく毒として用いられる。トウと呼ばれる国の技術だ。私はこの蠱毒がとても好きなんだ····!」


「変な好みだな」


「蓼食う虫も好き好きって昔から言われやすからねぇ。人それぞれでやんす」


「他者を礎に強く、更に強くなっていくその様は美しいでは表しきれない···!君らにもその感動を味わって欲しいんだ···!」


男は懐からある瓶を取り出した。

その中には、たくさんの毒虫が入っていた。


「さあ、君らが礎になるか、生き残るかはわからない···が!その感動を身を以て味わってくれ·····!!!」


男は俺らの瓶を、毒虫が入った瓶へ移そうとする。


「ヤバイヤバイ!!毒にはさすがに無理っての!!しかも今は俺らとおんなじ大きさだし!勝てねーよ!!どうします?!ノブさん!」


慌てふためく俺をよそに、ノブさんは落ち着いていた。


「あっしなら、こいつらの毒耐えてみせやしょう!!」


「え!で、できるんすか?」


「ええ。あっしの能力ギフトを使えばですがね」


そうこうしている間にもう毒虫の瓶に入りそうになっていた。


「と、とりあえず!打開できるなら何でもいいんで!」


「基礎免疫力、向上!!!」


それと同時に毒虫の瓶に落ちてしまった。そこは四方八方に気持ち悪い毒虫がわらわらといる地獄であった。


「いただきます!」


そんな中、ノブさんはその毒虫たちを食べ始めた。毒虫の踊り食いである。


「能力で···免疫力を···ムシャムシャ···向上させました···。これなら···すぐに···毒の免疫を作れ···モグモグ···ます···」


「そ、そういうことだったのか!」


と、感心している場合ではない。毒虫は大量にいるのだ。一人で食べて何とかできる数ではない。


「大丈夫です!噛まれなければ、ただの虫でやすよ!」


「うう·····やってやらーー!」


迫りくる毒虫らを片っ端から攻撃する。最初に口を攻撃すれば、噛まれることは無かった。

そして、ものの数分で俺たちは瓶の毒虫を殲滅していた。それと同時に小さくなっていたのも解除された。


「一次はどうなるかと不安でしたが···さすがノブさんです!」


「ハハハ···!でも···もう腹が···限界だ···」


「よくあの蠱毒で生き残れたね。どうだい···?素晴らしかっただろう···?」


「うるせぇ!」


俺の渾身の右ストレート。男は一瞬でのびてしまった。


「能力だけの男だったでやんすな」

そそソ@sosososodirtyでツイッターやってます!


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見てる人はどういう話が好きなんだい?バトル?レイナとのイチャイチャ?

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