三人の冒険
サボり癖ついちゃった?
「今日も〜平和やな〜」
最近は特に大きな事件も起こらないのでとても平和だ。今日もやることがないので王都周辺にでも遊びに行こうとしていた。
「レンさーん!」
「へい?」
名前を呼ばれので振り向いてみると、後輩のタイガが呼んでいた。
「どしたん?」
「これからお出かけですか?」
「そうだよ。と言ってもテキトーにブラブラするだけだけどね」
「あのー···もしよろしければ···ご一緒してもよろしいでしょうか···?」
「え」
これはあれか?一種のアプローチってやつか?待て待て、俺にはレイナというフィアンセが!
だが、せっかく誘ってくれたタイガの想いを無下にはしたくない。
「め、迷惑でしたか···?」
「いやいやいや!嬉しいよ!ほんっとーに嬉しい!」
クソっ!無意識だか知らんが上目使いまでしやがって!可愛いじゃねーか!
「でもねぇ···年下の女の子と対1で出かけるってのは····。レイナのこともあるし····」
「レイナさんなら今日は夕方まで別のギルドまで友達に会いに行きましたよ。今日ならレイナさんにバレずに行けるんですよ!」
「嬉しいけど····」
あー、神よ!これはどちらを選択すべきでしょうか!
その時だった。
「俺もつれてけ!」
「デリトさん!」
「貴様という奴は!既に伴侶を持ちながら浮気に興じるとは!何事だ!!」
「別に浮気はしてないし、あとレイナはまだ伴侶じゃ無いっすよ」
「うるさーい!このことを黙ってて欲しければ俺も連れて行け!」
「俺は良いですけど···タイガは大丈夫?」
タイガの方を見てみると何やら目を輝かせていた。
「あなたがデリトさんでしたか!すみません、雑誌には名前しか載ってなかったので顔まで存じ上げてませんでした···。ご活躍を聞いてた時から尊敬していました!!」
「お、おう···。あ、あ、ありがとう···な!」
デリトさん、童貞出てますよ。
「勿論大歓迎ですよ!!尊敬するお二人と一緒にお供できるなんて···!夢にも思っていませんでした!」
「よかったっすね、デリトさん」
「俺にも春がやってきたか···!長かった···!よぉーし!早速出発だー!」
出発とは言っても予定も何もたててないので、適当に王都の周辺をブラブラとしていた。
「他の二人とはどうなんだ?タイガ」
「う~ん、メタルはアホだし、ナーブはひきこもってばかりなのでこういう休日に関わるってのは無いですね····」
「一応同期なんだから。まあ喧嘩とか無いってのは良かったよ」
「そういえば···ここ、何処ですか?」
気づいて見ると、どうやら裏路地のような所に来てしまっていた。
「え?あれ?ボォーっと歩いてたら変な所に来ちゃったな····。どうやってここまで来ましたっけ?デリトさん」
「知らん。俺はお前らについてっただけだ」
「そっすか····。どうしようかね····」
ふと辺りを見渡すと、少し先に扉があるのを見つけた。
「ダメ元で人いるかだけ確認してみるか」
そ~っと扉を開けてみる。中は薄暗いが、絨毯が敷かれているなどの誰かが住んでいる気配は感じられる。
「すみませ〜ん、誰かいますか〜?」
部屋へと一歩踏み入ると····
『侵入者ハッケン!侵入者ハッケン!』
けたたましい警報音と共に侵入者を知らせるサイレンが鳴り響く。
「やっべ!二人とも!速く戻ろ·····」
突然目の前が真っ暗になる······
目が覚めると俺とデリトさんは檻の中にいた。
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今回の感想
デリトは能力が強すぎるが故に顔出しをすると拉致られる可能性があったのでしてませんでした。
他の小説とかを読んでわかりました。主人公は危険がバカみたいにやってきてナンボなんだな。
次回、久びさのデリト無双····?




