退治!ターべ!
忙しかったんやぁ
許してやぁ
俺たちのあとの奴らのおかげでどうやら二階までの制圧が完了したらしい。
「では、いよいよ敵のボスにトドメを刺しにいく時が来たようだな」
「大人数で行っても多勢に無勢だ。今回も少数精鋭で臨もう」
「メンバーは?サーグさんよ」
「そうだな·····みんなの戦いぶりを見て見るにまずはボルム、次にレン、そして俺、あとラスだな」
ラスはあのメガネのやつである。
「四人で攻略か!楽しみだな!」
「一応敵隊のボスだぞ。気は緩めるなよ」
「じゃあ3人の能力を教えてくれ」
「まずは俺から!俺の能力は爆弾生成!その名の通りに爆弾が作れるぜ!」
「俺は巨大化。こっちもそのまんまの能力だ。大きさは自分で調節できる」
「私は弾道。弾を使う物を武器にしたときに、弾道が表示される。主に私はこの銃で戦う」
とラスが見せてきたのはリボルバーであった。
「私のお気に入りだ」
「最後に俺だな。俺の能力は弱点克服。俺に弱点は存在しない」
「この4名だな。では、そのメンバーで作戦を決めよう。残りのメンバーも私達に何かあったときのために準備はしておいてくれ」
階段を上がり、3階へと突入する。そこは今までの部屋より明らかに狭く、ざっと十畳ほどの部屋だった。奥にはコンピューターのモニターと背を向けた椅子が。壁にも一面にコンピューターがついている。
「クックックック····ハーッハッハッハ!」
突如、椅子がこちら側へ向く。そこには暗い顔をしたターべが座っていた。
「君たち····よくぞここまで来れたな····はっきり言って計算外だったよ····」
「さ、これで参っただろ?さっさと神のお縄に頂戴しな」
「フッフッフッ。私はね、科学者だが本来の負けん気が強いんだよ」
「じゃ、戦うってことか?」
「あたりまえだろうが!作戦も失敗して、あげく降参したなんて知られたら悪魔として名が廃る!」
「あっそ、じゃ」
その瞬間、ボルムはダイナマイトをターベへ投げつける。
ドォーン!
「先手必勝だよ。勝負を受けると決めたときから覚悟は決めておけ」
「おぉ怖ぇぇ」
しかし
「面白い!奇襲とはな!だが!無意味!」
決着が一瞬にしてついた。そう思っていた。だが、違かった。なんと地面からシールドのような物が出てきており、ターべを爆発から防御していた。
「この施設はな!万が一を備えて要塞化をしていたんだよ!費用の関係で3階しか改造できなかったが」
「クソッ!そこまで甘くはなかったか!」
「おっと、そこ危ないよ」
「は?」
ザシュ!
なんとボルムがいた位置の壁から刃物が現れ、ボルムを斬りつけた。
「この部屋のコンピューターは私の脳と繋げてある!私の意のままに出現させられるのさ!」
バキュン!
その瞬間、壁から出ていた刃物が壊された。
「さっさと処理をしろ。さもなければ第二撃、三撃目がきてしまうぞ」
ラスがリボルバーで刃物を壊したのである。
「出現し次第、私が壊す。お前たちは気にせずにやつをやれ」
「ありがとう!よし!行くぞ!」
「おう!」
俺たちはターべ本体へ攻撃を仕掛ける。ボルムが俺たちに被害が来ないような爆弾を作り起爆させたり、俺がシールドを攻撃したり、サーグも同じくシールドを攻撃する。サーグはかなり鍛えているらしく、かなりの攻撃力があるが俺の第二の能力でヒビがやっと入るシールドの前にはほぼ無力であった。また、やっとの思いで壊したかと思えばすぐターべは交換をする。きりがない。
しかし、そんな中でもチャンスはやってくる。
「よし!壊したぞ!仕掛けろ!」
「バカが!また新しいのを出すわ!」
「そっちこそな!」
新しく出そうとしたシールドは出た直後、設置しておいたボルムの地雷型爆弾により一瞬で破壊された。
「なっ······!」
「そこだぁ!」
これにはターべも反応が遅れてしまい、サーグに間合いを詰められてしまった。
「ここだぁ!」
サーグは顎へのアッパーの構えになる。しかし
「こっちだ!」
「まずい!酸だ!避けろ!サーグ!」
サーグはターべの頭上からの酸にまともに喰らってしまった。
「さ、サーグ!」
「ハーッハッハッハ!所詮は人間!人間とは弱い!弱点だらけではないか!」
「誰がそんなものが弱点だと言った?」
「なぁ!?」
ターべへの強烈なアッパーがもろに顎に食らわせられる。
「人間とは確かに弱い、弱点だらけだ。だが、俺はそれを克服する」
こうして俺たちは勝利した。
「さぁ!元凶は討ち取った!みんな!帰ろう!」
「勝てたのね、良かったわ!」
「ああ。っても今回の手柄は完全にあいつのだけど」
帰ろうとするとき、俺は3人に呼び止められた。
「ここで会ったのも何かの縁だ。連絡先ぐらい交換しようではないか」
「そうだな。ほい、これアドレス」
「ところでさ!あのかわいー娘と親しそうだけど、知り合いかなんか?」
「ああ、レイナのこと?あいつは俺の幼馴染み」
「へぇ~······付き合いたいなぁ····」
「あ?」
「私もだ。あんなに魅力的な女性は久しぶりに見た。是非今度、お茶にでも誘ってもよいかな?」
「俺のストライクゾーンにドストレートじゃねぇか!今回のMVPなんだしさ!一回でいいから!デートぐらいね?」
「駄目に決まってんだろうか!」
「んだと?ここで爆散したくなきゃ、とっとと会話ぐらいさせろや!」
「フッフッフッ。私の銃が久しぶりに熱くなってますねぇ····」
「俺はな····女性にも弱点はねぇんだわ。決めたわ·····テメェからNTRしてやんよ!」
「イイぜぇ!愛する者のいる奴の強さ、童貞チェリー共に叩き込んでやるよぉ!」
この戦いは先程の戦いより白熱し、結果全員負傷により引き分けとなった。
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今回の感想
最後のは一度やってみたかったです。
今回出てきたサーグ。名前はハイスクールDDのサイラオーグから。自ら弱点と意識できた弱点のみ克服できます。しかし、自分の長所が伸びにくくなるというデメリットがあります。
最近、ヴァロラントの方で名前をこっちの方の名前にかえました。もし、sososo#龍が如くというプレイアーがいれば、フレンド申請よろしくおねがいします。
今回はあまりレンを活躍させませんでした。この回では、他のチルドレンも結構強いよってのを示す回です。また今回の話だけに焦点を置けば、レンたちは人間として悪魔と戦ってるというのを再認識させるためです。これは見てる側にも、自分にもです。




