襲来、月業衆
休んでいたら鬱になる。
書くと元通りになる。
あの事件から数日
あれからレイナは国営図書館でいろんな資料を読み漁っていた。しかし、堕天使については何の情報も得ることはできなかった。
結局あの日のことはもう話題にはしないという事にした。
朝、今日もレイナは一番に目覚めていた。最近はギルドに届く郵便などを朝一番に取りに行く仕事をもらった。逆になぜ今まで任せて貰えなかったのだろうか。
今日も新聞ぐらいだろうと思い取りに行くと、ある手紙のようなものが入っていた。
表面を見るとでかでかと『挑戦状』と書かれている。
「カマージュさん、こんなものが郵便に」
「ん?挑戦状?ハァ····面倒くさいわ。こうゆうのは血気盛んな男どもに渡しておいて。私は5連徹夜で眠いから寝てくるわ。おやすみ~」
「お疲れさまです」
とりあえず挑戦状は次に起きてきたゴルキさんに渡しておいた。
10時ごろ、ギルドの男組が全員揃った所で挑戦状についての説明が行われた。
「本日の朝こちらが送られていた。どうやらギルド潰しを生業としている不届き者共が送ってきた。名を『月業衆』」
「あの~、その月業衆ってのはどんな組織なんですか?」
「みな知らないのか。勉強不足だな。こいつらはギルド潰しの中でも5本の指に入る組織だ。つまり、かなり強い。しかも今回の挑戦負ければギルドを解散、しかし勝っても何もなしというハイリスク・ローリターン。どうする、受けるか?」
皆が少し考えた後、
「受けるしかないっしょ!」
「だよなぁ!」
「あたりめぇだよなぁ!」
「やるよな!お前ら!?」
『オー!』
男とは売られた喧嘩はいくら不利でも買ってしまう、そんな生き物である。
「よし、わかった。日時は明日の朝9時からだ。みなしっかりと準備をしておけ!以上!」
俺とレイナはいつもどおりクエストを受けていた。今日は討伐クエストである。
「レンもあの挑戦受けるの?」
「勿論!面白そうだしね!」
「ホント、まっすぐなのか愚直なのかわからないわね」
「レイナは?」
「私は嫌よ。っていうより私はあなたを信じてるから」
「レイナ······」
「フフ、こんなセリフ最近言えてなかったからね」
「お二人さん、イチャイチャするのも良いですけど目標が目の前なんですよ。真剣に取り組んで下さいよ」
「ワイザ、お前ツッコミもできるようになったのか」
「はい、私は日々アップデートするのです」
この日のクエストはさっさとクリアをし、明日の戦いへと備えた。
翌日
「テメェらが月業衆か」
「いかにも。よく我々の挑戦を受けてくれた。感謝する」
月業衆、総人数7人という少数部隊ながら彼らの業界では5本の指に入るほどの激強部隊。いったいどんな戦いをするのか
「ご覧の通り我々は少数精鋭なのでな。一対一方式の戦いでよいだろうか?」
「ああ、問題はない。最初は誰だ!」
「俺が行こう、ヘッヘッヘ!」
最初は背中が曲った男が出てきた。
「おいおい、いきなりお前か。ヘビン」
「ヘッへ!こういうのはね、最初に戦意喪失させた者勝ちなんだよ、隊長!」
「そうか。で、そちらの最初の選手は?」
「こいつだ!」
と、指されたのはまさかのデリト!
「お、俺?俺見てるだけでいいから!やりたくない!」
「大丈夫!ちょっとビビらすだけ!」
「ほ、ホントですかぁ?」
デリトはオロオロしながらヘビンの前に立った。
「始めぇ!」
「ヒャッハー!」
ヘビンはデリト目がけて走ってくる。しかし
「使いたくないけど!いけ!デリート!」
なんとデリトが右手をヘビンの方へ向けた直後、
奴は消えていた。完全に証拠もなく。
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今回の感想
ここからデリトにも焦点を当てていきたいですね
レイナから誘うか、レンから誘うか。ここは男らしくレンか?




