おもしろクエスト
休み過ぎました。申し訳ございませんでした
「おはよー」
「おはよう、レン。今日は面白そうなクエストがあったわよ」
「面白そう?どんなのだ?」
「これ!幽霊が出ると噂の館の調査ですって!」
「ゆ、幽霊か〜。お、おもしろそうだね〜」
「ん?どうしたの?いつもと様子が違うわよ」
「いや〜。そんなことないよ〜」
「もしかして······幽霊が苦手とか?」
「ギクッ!」
「図星ね。まさかレンにそんな弱点があるなんて」
「どうも怖いのは苦手でしてー」
「さっ!出発しましょうか!」
「気乗りしね〜な〜」
「そんな事言わないで!ほら!シュウさん呼んできて」
「今回からシュウは同行しないわよ」
「え!どうゆうことですか!?カマージュさん!」
「教育係の担当期間は3ヶ月なの。そして、あなた達が入ってから今日で3ヶ月が経過したの。早いものね。
というか、事前に連絡しといてってシュウに言っておいたはずだけど······」
「そ~っと逃げよー」
「シュウ!逃げずにこっち来なさい!」
「はい!」
「ごめんなさいね、ふたりとも!今日は急遽だけど二人だけで頑張って!」
「わ、わかりました」
「ありがと!二人なら大丈夫よ!」
「ハァー、これから二人なのね」
「どうした?なんか不安でも?」
「二人だけってことは万が一の時に頼れる人がいないのよ!」
「そんときは······俺でも頼れよ····」
「あら、らしくないセリフね。誰の受け売り?」
「もすこし良い反応してくれよ!恥ずかしいんだよ!」
そんな話をしていると今回のクエストの館が見えてきた。
街の郊外に存在し、辺りに人の気配はまるで無い。建物も辺りにはその館のみであるため不気味さが漂う。
「本当に行かなきゃだめ?」
「だめ!行くわよ!報酬けっこう高いんだから!」
「やだなー」
内装は何年も放置されているのに、かなり綺麗であった。ホコリや蜘蛛の巣は至るところにあるが、そこまでの年月は放置されていないようだった。
「不気味だけど、幽霊って感じじゃないな」
「とりあえずここをすみずみまで探索してほしいって依頼だったから、いろいろ見回りましょ」
「ええ!ここから移動するの!?」
「もちろんよ。ほら!ついてきなさい!」
明かり代わりの火精霊プミロを頼りに一階、二階とすみずみまで探索した。残すは三階のみとなった。
「最後、三階ね。どうやら目撃情報によると三階の所で見かけたらしいわよ」
「え、じゃあ三階って幽霊が一番出るリスクがあるところじゃん!」
「大丈夫よ。他の三体の精霊を出せばすぐに終わるわよ。さっ!すみずみまで見てってちょうだい!」
精霊達の仕事は早く、ものの十分ほどて全員が探索を終えた。
「何か怪しそうなのはあった?」
「特には無かったでゴワス。」
「よし!帰ろ帰ろ!」
「そうね。異常なしで報告しましょうか」
と、帰る気まんまんでいた時
『まっ·····て·······』
「ん?レイナ何か言った?」
「いいえ。何も」
「?」
『こっち·······』
「絶対誰かがいる!誰だ!」
『ワタシを·····助けて·······』
「助けて?レン!この声をよく聞いて!なんか助けを求めてるわよ」
「助け?」
「あー、もしもし、幽霊さん?ずっと姿隠してないで、一度面と向かって話しましょう」
「わ、かった·····」
「話がわかる幽霊で良かったよ」
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