合宿
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「レイナさん、メタルさん、タイガさん、ナーブさんは我々が責任持って成長させます。どうか心許しを」
「こちらこそありがとうございます。四人をよろしくおねがいします!
レイナ、寂しくて泣くなよ?」
「子供じゃないんだから、しないわよ!」
「では参りましょうか。道のりは長いですよ」
こうして、レイナら四人のタレント化習得への合宿が始まった。
ギルドを出発し、三時間ほど歩いた山の一角にその施設はあった。
「ここは我々が山籠りの際に使っていたコテージです。しばらく使ってなかったのでちょっと汚いかも知れませんが、兎に角ここが今日から全員がタレント化を習得するまでの住処となります。愛情持って生活しましょう」
コテージ内はホコリなどが舞い、ネズミが住み着いてたりしたが、掃除を行うことで元の綺麗さまでには戻せた。
「ではこれからこの合宿の詳細を話します。
まずは講師陣である我々はマンツーマンでタレント化するまでをサポートさせて貰います」
「はーい!俺タイガちゃんがいい!」
「もう決めてますよ。えーと、タイガさんは·····おーっと、偶然にもゲオンでした」
「えぇ···」
「そんなに嫌がらないでよ!しつこいと思うけど、指導はしっかりするからさ!」
「メタルさんは私、ナーブさんはザーク、レイナさんはセリュがあたらせていただきます。では、次の集合は晩御飯前で。散!」
「レイナよ、お前さんに私の教え得る全てを教えよう。
まず、お前さんに足りん物はなんだと思う?」
「え····力とかですか?」
「うーん、半分ってとこだよ。正解は火力、つまりお前さんに足りんのはその精霊どもの基礎火力!確かに精霊が多いのは出来ることのレパートリーが増えることを意味する。だが!いかんせん弱い!この前の火の奴?だかの攻撃を受けたが、なんだあれは?ライターでももう少し強いぞ」
「そうだったんですか···」
「唯一効きそうだったのはあの毒だな。まああそこらへんの特殊な効果をもってる精霊はタレント化させてもさせなくても多分そんな変わらん。
だがな、四代元素の精霊は確実にさせろ。わかったかよ?」
「はい。で、どんな訓練を?」
「そうだな·····私の青龍と戦わせ続けよう!それが一番手っ取り早い。おーっと、あの賢そうなチビは使うなよ?」
「わかりました····いでよ!プミロ、ポワン、ウィン、グー!」
「来たよ、雑魚チビ共がよ。青龍青マムシ!遊んでやりな!」
「よぉし!ナーブ!男に必要なモン、なんだと思う?」
「え····お金···?」
「カァーー!つまらねぇな!男に必要なのはパワー!そしてその元となる身体!こいつに決まってんだよ!」
「はあ····」
「それで、お前に課すタレント化までの修練だが····ずっと能力を使い続けるなら一生ランとか一生筋トレとかどうだ?」
「ウッ!想像しただけで····血反吐が····」
「それか一生俺と組手ってのもあるぞ!」
「ランでお願いします·····」
「メタルくん、どうやら君はかなり野性的な生活をしていたようだね?」
「まあ、世間一般さまから見るとそういう感じの生活ですね」
「つまり、君にはもう戦闘のノウハウは身についていると私は思うのです。野生の動物の狩りとは、それ単体でも戦闘スタイルの一種になりえるんですよ」
「ヘぇ~、そうだったんすか!」
「ということで、君にはタレント化習得への最短ルートを紹介しよう。だが···このルートは少々茨がすぎるんだ·····。どうだい?ついていきたいか?」
「はい!全力でやらせて頂きます!」
こうして合宿は始まったです
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