平和
3人は食堂に辿り着き、沢山食事を食べている。
[コレ!おいシイ!ルアもイイナも食べなよ!]
リリアは、るあと依井奈にカップケーキを差し出す。
カップケーキには、クルミが散らばれており、柔らかなケーキ生地にクルミの歯応えがあり食べ応えがある。
所々に甘酸っぱいレモンのかけらが散らばされている。
飽きることの無い味にやみつきになる。
8時になり、自由時間になった。
[ねぇ!2人とも何する?]
るあが2人に問いかける。
[アタシ!外で遊びタイナ!]
[まぁ…外で良いんじゃない?どうせ中にいてもやることないしさ!]
リリアの提案に依井奈が乗っかる。
3人は、グラウンドに出てキャッチボールをする事にした。
[まず…ボールあるかな?]
依井奈は鍵のかかっていない、体育倉庫から柔らかい野球ボールを取り、グラウンドへ向かう。
グラウンドに着くと、なくあと白兎が鉄棒の特訓をしていた。
3人はグラウンドの端で三角形型に広がりボールを投げ合う。
11時50分には校内放送で食堂に集められ、お昼を食べ、13時31分からまた自由時間になり、19時から夕食を食べ、20時31分から自由時間になり、22時31分には消灯時間になる。
そんな、何の変哲もない日々を過ごした。
7月27日14時
体育館に集められた日から一週間経過した。
もう、学校での生活に慣れてきた頃だった。
何処からか甲高い悲鳴が聞こえる。
悲鳴の発生源を探してると、教科棟2階にある生物実験室前に人が集まる。
[あっと…えっと…とりあえず見たほうが早いよ]
るあは、ゆとに言われるがまま生物実験室の中を覗き込む。
喉元が深く抉られ、左腕が切断されている花未咲 気香がいた。
[多分…いや、彼女は確実に死んでいる…
もう救いようがない。]
ゆとが苦しそうにるあへ伝える。
突然校内放送が鳴り響く。
『皆様初めての殺人事件ですね。
そして、現在は14時なので、14時から16時の2時間捜査を行ってください。
余裕を持って、16時30分から教科棟3階にある指導室へ来てください。
安心してください。教科棟の3階は全てが指導室なので迷うことはありません。』
放送が鳴り終わる。
[みんな!殺人犯がもしいるなら…
特定しよう!でないと…気香ちゃんが報われないからね…]
ゆとが皆へ語りかける。
半数の人が、生物実験室を出ていった。
生物実験室にはるあ、依井奈、リリア、ゆと、黄が残った。
そした、これから犯人特定の為に調査が始まる。
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