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哀蛹乱の非行期  作者: 亡久むふ
第三節 セイヴァー

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33/38

学校行事計画

第三節 セイヴァー開始します。

 9月10日になった。

あの日から4日しか経過していない。

体感1週間は経過した気がしていた。

 るあは、9月6日から1人でいた。

繭は、なくあに預け誰とも直接的に関わらなくなった。

もう裏切られたくないから。

 自由時間は必ず、教室にいた。

食堂には行く、お風呂には行く。

でも、もう生活から孤立していた。

 14時50分頃。突然、教室の扉が開いた。

[るあ先輩!多目的室行くよ〜!]

扉を開けたのはいなだった。

いなの傍には、心配そうにるあを見つめる繭がいる。

[先輩大丈夫?]

繭は何故かるあを先輩と呼ぶ。

[先輩ってどうしたの?]

るあは質問する。

[え?嬉しいでしょ?先輩呼び。]

繭自身はあんまり意味などなさそうだった。

[そうだ!るあ先輩!早く早く!

繭ちゃんも!]

いなはるあと繭の手を引き走り出す。

 多目的室には、皆集まっていた。

[ごめんね〜!遅れた!]

いなは明るく微笑みながら皆に行った。

[まぁ、遅れてないけどね。

しかも、るあさんを連れてきてくれてありがとう。

僕等は正しい関わり方が分からなかったんだ。

君がいてくれて助かったよ。]

ゆとは、いなに礼を言う。

[本題に入ろうか。全員揃ったしね。

僕は、思ったんだ。学校も成虫になるトリガーなんじゃないかなって。

だから、先生に頼んだんだ。

修学旅行に行きたいと。

そしたら、一泊二日は許可されてね。

皆で楽しもうと言うことになった。

だから、班を作ろうと。

バスやホテルの予約は先生がしてくれるから安心してほしい。]

ゆとの発言を聞き、皆が驚いた。

修学旅行…もしそこで成虫になったら、二次被害が起こるかもしれない。

でも、学校は許可するんだと。

 班づくりが始まった。

皆沢山悩む。

もう無いかもしれない学校行事を満足いくまで楽しめるように。

{1班…ゆと、白兎、爽一、奏

2班…るあ、いな、繭

3班…美夏、なくあ、れあ}

 班が決定した。

1班は3年だけで、2班はるあがこの2人となら関われるだろうと、3班は1年の2人と2年1人。

皆楽しむ気でいっぱいだ。

明日は、何処を観光するかを決めるらしい。

[楽しみだな。]

るあは小さく呟いた。

33話を読んでくださりありがとうございます!

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