一日
20時30分校内放送が鳴り響く。
『夕食の時間を終了してください。
22時30分まで自由時間です。
湯船に浸かるも良し、外で運動も良し。
楽しんで来てください。』
放送が終わり、3人は布団を取りに行くために、資材倉庫へ向かった。
教員棟3階にやって来た。
資材倉庫の扉を開け、布団を回収する。
そのまま帰ろうとするが、教員等の3階の一番奥にある《《蛹魅室》》に興味を持ち近寄る。
しかし、厳重に鍵がかけられていて開けることが出来ない。
3人は、何も出来ず教室へ戻った。
布団を積み上げて置いておき、お風呂へ向かった。
校内の中庭の外れに、少し大きめの木造の建物がある。
男湯、女湯と書かれたのれんがしっかりとあった。
お風呂に入り終わり、3人は体育着になった。
やることがないため、3人は教室に戻り川の字に布団を敷いた。
布団に入ると、疲れがあったのか速攻で眠りについた。
目が覚めると辺りは暗く、教室の時計は2時15分を指している。
同じく依井奈も目が覚め、起き上がる。
[へぇ…今って消灯時間なんだね…]
るあは、教室に貼られた掲示物の中から日程表を見つけた。
{7時…起床時間
7時30分…朝食
8時〜11時59分…自由時間
12時〜13時30分…昼食
13時31分〜18時59分…自由時間
19時〜20時30分…夕食
20時31分〜22時30分…自由時間
22時31分…消灯時間}
ルールは、細かく厳しいが違反した場合の罰則は書かれていない。
[ねぇ…どうなるのかね、違反したら。]
依井奈がるあへ問いかける。
[分かんないね…もしかしたら反省文10枚とか!]
るあが予想を返した。
好奇心に逆らえないお年頃の依井奈は、教室の扉へ手をかける。
扉を開こうとした瞬間、廊下から気持ちの悪い足音が聞こえる。
窓から廊下をこっそり除くと、人では無いであろう緑のナニかが徘徊している。
翌朝るあが目を覚ました。
[あれ…私あの後…]
るあの呟きを聞き、依井奈が問いかける。
[どうしたの?怖い夢でも見た?]
依井奈は平然としていた。
2時頃に見たアレは悪夢なのかもしれない。
るあはそう思うことにした。
[多分…怖い夢見たのかも!]
るあは、誤魔化す様な笑顔を浮かべる。
[ホラ!朝食ダヨ!]
リリアは朝食を楽しみにしていた。
るあはすぐ身支度を整え、3人で食堂へ向かった。
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