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哀蛹乱の非行期  作者: 亡久むふ
第一章:第一節 イレギュラー

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親友

 自己紹介が終わった後、るあと依井奈とリリアは自身のクラスである2年3組へ向かった。

教室に鍵は閉まっていなく、エアコンは起動したままだった。

そのおかげで、教室は涼しく居心地が良い。

3人は協力して机と椅子を資材倉庫へ運ぶ。教室にあっても生活の邪魔だからだ。

 職員棟の3階にある資材倉庫に辿り着く。

[つかれたネ。これをアト9か8周するノ…?]

リリアが弱音を吐いている。

[仕方ないよ…だって…私達以外の机と椅子があってもだもん。]

るあは答える。

疲れたような表情を見せるも弱音を吐かないよう頑張っている。

 8周目、3組は全員で30名のクラスの為これで椅子机の運搬が終わる。

資材倉庫に椅子机を置き、資材倉庫を出る。

[これで、教室戻ればゆっくり出来る…]

依井奈は嬉しそうに呟いた。

 教室があるHR棟へ戻ろうとすると、職員棟3階一番奥から1個手前の重要倉庫から鈍い打撃音が聞こえた。

そして、重要倉庫が開き教頭先生が出てくる。

[あぁ…るあさん依井奈さんリリアさんの3名ですね。

すみませんね。彼処には金槌やノコギリとか、危険品が置かれてましてね…

それで…金槌が重くてね。

持ち上げたら、重心が上手くいかなくて。

花瓶を割ってしまって。

あぁ…疑うなら見てみますか?]

教頭に言われるがまま、重要倉庫の中を見る。

実際に花瓶が割れていて、少し壁も凹んでる。

 その後、3人は2年3組へ戻ってきた。

クラスに着くと、3人は椅子に座る。

[そういや…資材倉庫にお布団あったね…

持ってくればよかった。]

るあが悲しそうに言う。

[まぁ、アトでいけばカンペキ!]

リリアが自信満々に言う。

 18時50分校内放送がかかる。

『19時から夕食の時間です。

急いで食堂へ来てください。』

放送を聞き、3人は急いで食堂へ向かった。

 食堂に着き少し待機してると、食事が始まった。

食事はバイキング形式だった。

[ねぇ…│希樹《きき》 黄《き》くんだったけ?]

気香が小さな声で聞いている。

[ちがいますよ!俺は│希樹《きき》 黄《こう》です!]

黄が答えている。

[ねぇ!奏お姉ちゃん!一緒に食べよ〜]

いなは笑顔で話しかける。

[いやだよ…恥ずかしい…]

奏では照れながら答えている。

[なぁ!爽一近づいてくんなよ!]

白兎は爽一に怒鳴りつけている。

[いいだろ…親友なんだから。]

爽一は離れようとしない。

3人は満腹になるまで食事した。

2話を読んでくださりありがとうございます。

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