↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
哀蛹乱の非行期  作者: 亡久むふ
第二節 ヤンデレ

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

28/37

可能性の仮説

 【第七討論 不思議な点】

[不思議な点は依井奈先輩貴方が《《水を浴びたこと》》だよ。

考えてみてよ!2年3組の水槽3年3組の水槽ってやって、1年3組の水槽づくりで水をこぼす?]

いなの問いかけに依井奈は答える。

[こぼすなんて《《おかしくない》》じゃん。

あと…もしもだよ。

血液の隠滅に水を浴びたとしたら《《バレる》》でしょ?]

依井奈の正しく聞こえる反論にるあは口を出す。

[そうだね…おかしくないよ。

普通ならばれてしまう。

でも…依井奈はあの時“気にしないで進めて”そう言った。

私達に血液の隠滅を見られないように。

違うかな?]

るあの発言の後、間髪入れず依井奈が発言する。

[じゃあさ…ありえないことがあるんだよ?

凶器の運搬だよ。]


 【第八討論 凶器の運搬】

[考えてもみてよ。もしだよ?

私が犯人だとする。

そしたら、短刀をどうやって運ぶの?

水を浴びちゃったのが《《犯行後》》だとする。

そしたら、1年3組用の《《水槽準備中》》か《《バケツに水を貯めてる間》》に殺したことになるよ?

でもさ、そんな短時間で教科棟2階から教員棟3階の《《重要倉庫》》で短刀を回収して、殺す。

《《不可能》》だよ?]

依井奈の発言にるあが口を開く。

[短刀は本当に重要倉庫にあったのかな?]

るあの疑問に繭が問いかける。

[重要倉庫にあるものなんでしょ?なら、重要倉庫以外にないでしょ?]

繭は純粋に疑問符を浮かべている。

[いや、ある場所に短刀は置かれてた。

それは、焼きとうもろこしの屋台だよ。

ねぇ!爽一先輩!焼きとうもろこしの形はどんなでした?]

るあは爽一へ問いかける。

[えっと…少し太い輪切り?

まぁ、丸々一本ではなかったよ。]

爽一の回答後、いながハッとする。

[そういうことか!焼きとうもろこしの屋台にはとうもろこしを切るために、短刀が使用されてたかもしれないってことね。

そうなると、犯人を依井奈先輩と仮定した場合。

生物実験室→体育館→生物実験室。

移動距離は短くなるね。]

いながした軽い発言の後、美夏が口を開いた。

[あの!でも、まだ判明しきってない点が…

依井奈先輩が犯人って決めつけるのも早いと思います!]

28話を読んでくださりありがとうございます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。