返り血と隠滅
【第五討論 返り血】
[まず、返り血だね。
見てもらえばわかると思うけど、血は辺りに飛び散ってんだよね。
だから返り血は必ず《《付着した》》。
付着した返り血はきっと、《《水で洗い流した》》んだろうね。]
るあがいなの発言に反論する。
[あのさ…体育館内には水道ないよ。
水道は外に出なきゃいけない。
だから、洗い流す方法は無いんだよ。]
るあの反論を聞き、いなは少し悩んだ後発言する。
[じゃあ…証拠の返り血の処理方法案を出してみるね。]
【第六討論 隠滅手段】
[じゃあ、1番可能性が高いの教えてね。
1つ目は、《《ウェットティッシュで吹き取った》可能性。
2つ目は、《《容器に水を入れといて、手を洗った》》可能性。
3つ目は、《《返り血を浴びない手段があった》》可能性。
4つ目は、《《外部犯》》の可能性。
さぁ、案は出し切ったよ。]
いなの提案の1つに、るあが賛成する。
[多分、4つ目が正解。
1つ目は服に付着したら取り切れないと思う。
2つ目は目立った濡れは無いから…多分。
3つ目はやっぱり不可能だと思う。
なら4かなって。]
そして、るあは俯きながら発言する、
[不思議な点が多かったの。
もしかしたらって…信じたくないけど。
事件の犯人予想ついちゃった。
この事件の犯人は…]
るあは、苦しそうな声で指を差し宣言する。
[依井奈!君だよ!]
依井奈は困惑を隠せない。
[なんで?私は無理でしょ?
ずっと一緒だったじゃん。
私に、リリアを殺す動機だってないよ!?
疑うの…?親友でしょ?信じてるよ。]
依井奈を疑いたくないるあは口を開けずにしてる。
しかし、覚悟を決め重い口を開きかける。
[待った!るあ先輩親友を疑うなんて辛いよね。
だから、任せて!ここはあーしに。
るあ先輩の言いたい不思議な点、あーし全部わかるから。
だって、あーし名探偵だから!]
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