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哀蛹乱の非行期  作者: 亡久むふ
第二節 ヤンデレ

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返り血と隠滅

 【第五討論 返り血】

[まず、返り血だね。

見てもらえばわかると思うけど、血は辺りに飛び散ってんだよね。

だから返り血は必ず《《付着した》》。

付着した返り血はきっと、《《水で洗い流した》》んだろうね。]

るあがいなの発言に反論する。

[あのさ…体育館内には水道ないよ。

水道は外に出なきゃいけない。

だから、洗い流す方法は無いんだよ。]

るあの反論を聞き、いなは少し悩んだ後発言する。

[じゃあ…証拠の返り血の処理方法案を出してみるね。]


【第六討論 隠滅手段】

[じゃあ、1番可能性が高いの教えてね。

 1つ目は、《《ウェットティッシュで吹き取った》可能性。

 2つ目は、《《容器に水を入れといて、手を洗った》》可能性。

 3つ目は、《《返り血を浴びない手段があった》》可能性。

 4つ目は、《《外部犯》》の可能性。

さぁ、案は出し切ったよ。]

いなの提案の1つに、るあが賛成する。

[多分、4つ目が正解。

1つ目は服に付着したら取り切れないと思う。

2つ目は目立った濡れは無いから…多分。

3つ目はやっぱり不可能だと思う。

なら4かなって。]

そして、るあは俯きながら発言する、

[不思議な点が多かったの。

もしかしたらって…信じたくないけど。

事件の犯人予想ついちゃった。

この事件の犯人は…]

るあは、苦しそうな声で指を差し宣言する。

[依井奈!君だよ!]

依井奈は困惑を隠せない。

[なんで?私は無理でしょ?

ずっと一緒だったじゃん。

私に、リリアを殺す動機だってないよ!?

疑うの…?親友でしょ?信じてるよ。]

依井奈を疑いたくないるあは口を開けずにしてる。

しかし、覚悟を決め重い口を開きかける。

[待った!るあ先輩親友を疑うなんて辛いよね。

だから、任せて!ここはあーしに。

るあ先輩の言いたい不思議な点、あーし全部わかるから。

だって、あーし名探偵だから!]

27話を読んでくださりありがとうございました。

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