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哀蛹乱の非行期  作者: 亡久むふ
第二節 ヤンデレ

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21/37

準備

21話を読んでくださりありがとうございます!

 その後は、普段通り行動した。

 翌日、9月5日の朝。

普段はならない時間に放送が鳴る。

るあの脳裏には殺人事件かもしれないと言う恐怖がよぎった。

けれど…実際は違った。

『皆様、おはようございます。

本日は特別デーとします。

消灯時間までの時間自由とします。

変わりに体育館にお祭り再開のために、手伝いに来てください。』

この放送を聞いた4人は直ちに向かった。

 体育館に着くと、もうすでに生徒全員集まっていた。

グループに分かれ作業をしているらしい。

4人グループが3つ。

ゆと、爽一、美夏、れあのグループ。

奏、いな、なくあ、白兎のグループ。

そしてるあ達の、るあ、依井奈、リリア、繭の4人で分けられた。

 【ゆと側グループ】 

[美夏!のり持って来て!]

れあが美夏にのりを要求する。

[うん!わかったよ!]

美夏の手にはのりが3本持たれている。

[爽一くんガムテープ何処にあるか分かる?]

ゆとが爽一に問いかける。

[ガムテープ…ごめんね分からないや。]

爽一は申し訳無さそうに返答した。


 【奏側グループ】

[いな…そっち手伝うことある?]

奏がいなに問いかける。

[えぇとじゃあ!奏お姉ちゃんは、あーしと一緒に風船膨らませよ!]

いなが奏に風船を差し出す。

[おい、なくあ。何オドオドしてんだ。]

ダンボールの前で困っているいなに白兎が話しかける。

[えっと…この束重くて。]

なくあが伝えると、白兎は簡単に持ち上げた。


 【るあ側グループ】

[繭ちゃん。何書いてるの?]

るあが繭の前にあるダンボールを覗き込んでいる。

[猫だよ!]

繭は笑顔で伝えている。

[リリア。端持って。]

依井奈は、リリアに布の端を持ってもらった。

[ワカッタよ!モツネ!]

リリアは明るい声をしている。


 計12名は、お祭りの準備を楽しそうに行っている。

この時間だけが続けばいいと、るあは願っていた。

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