黄の反論
【第八討論 黄の反論】
[皆さんの言う通り、もし俺に突発的な力が働いてる場合殺害が可能。
それは認めましょう。
でも、ここだけは否定させてください。
俺が名前を間違えただけで殺す。
そんな《《短気に見えますか》》?]
黄の発言にゆとが反応する。
[僕は、黄さんが短気には見えない。
でも、おかしいところがあるはずなんだよ。
まぁ…もし黄さんが本当に犯人ならね。]
ゆとの発言に黄が疑問を投げる。
[じゃあ、聞かせてください。
俺に《《おかしいところ》》ありましたか?]
黄の問いに皆が悩みだす。
黄が勝ちを確信した時。
[わざわざ…名前の読み間違い例を言った時?]
るあが小さく呟いた。
[そうだね…良く考えたらおかしいよ。
だって…この学校では読み間違いしないよね!]
依井奈が、納得したように発言する。
依井奈の発言の後、黄の表情が引き攣った気がした。
[待ってよ!する可能性だって…]
なくあは、焦りながら言い返した。
[るあ先輩と依井奈先輩の言う通りだと思うよ。
だって!あーし達互いの漢字見合って無いでしょ?
口だけの自己紹介にわざわざ間違え例をいう。
必要ある行動だったかな?]
いなが冷静に答えた。
[で…でも!黄くんは嫌だったんだから!
間違えられるのが!もし…間違えられたら。可能性があったから。]
なくあはまだ諦めない。
[……あっ!あーし!黄くんに勝てる!
だって!漢字見られる可能性があっても、読み間違えの心配は絶対ないよ!
だって…覚えてる?
入学式初日に配られた、1年生の名前一覧の教師の名前一覧。
それ、全部わざわざ振り仮名ふられてたよね。平仮名の子にもカタカナの子にも。
なのに、読み間違えの心配する必要あった?]
確信を突くような勢いでいなが発言していた。
[あと…実際、読み間違え例を提示してなかったら、気香ちゃんは間違えてなかった。
予想だよ、わざわざ間違え例を出して…呼び間違えた人を殺す。
元からそういう作戦だった、違うかな?]
そして、いなの発言に乗っかるようにるあが発言をした。
なくあは心配そうに黄を見つめる。
黄は俯き黙り込む。
[おい黄!黙り込むんじゃねぇよ。
お前は、犯人なのか!はいかいいえかぐらい言ったらどうだ!]
白兎が黄へ文句を言った。
[そうだよ…俺が殺したんだ。
だって、気香先輩が間違えてきたんだからな。]
黄の身体が茶色く変異する。
10話を読んでくださりありがとうございます!




