文学
「一番短い手紙は、さよなら。
一番長い手紙は、なぜ?
一番嬉しい手紙は、遊びにおいで。
一番楽しい手紙は、ごちそう作って待ってるね。
そして、一番書きたい手紙は..愛しています。」
諒子は、歌うように詩のフレーズを口ずさんだ。
夕空を見上げて。
最後の、愛しています、の言葉に
松之はどっきり、とした。
諒子の声で「愛しています」と聞くと。
それが、自分に言われた言葉でなくても。
同時に思う。諒子さんは、誰にそんな言葉を告げるのだろう?
告げたのだろうか?
不安が、松之の胸を駆け巡る。
「へえ、諒子さんって文学少女なんだ。
それ、岸田理央でしょう?」と、深町がいいタイミングで。
あら、少女だなんて、と諒子は
楽しそうに笑った。
笑っているうちに深町は、「うちの大学、付属図書館の蔵書は随一なんです。
学生、つまり僕らの紹介があれば、誰でも使えるんです。
紹介状送りますから、住所教えて下さい。」
と、深町は、松之の言いたかった言葉を代わりに言ってくれた。
信用してくれているのか、諒子は
住所をすんなりと教えてくれたので
松之は、飛び上がりたいほど嬉しかった。
ありがとう、深町。
「一番短い手紙は、さよなら。
一番長い手紙は、なぜ?
一番嬉しい手紙は、遊びにおいで。
一番楽しい手紙は、ごちそう作って待ってるね。
そして、一番書きたい手紙は..愛しています。」
諒子は、歌うように詩のフレーズを口ずさんだ。
夕空を見上げて。
最後の、愛しています、の言葉に
松之はどっきり、とした。
諒子の声で「愛しています」と聞くと。
それが、自分に言われた言葉でなくても。
同時に思う。諒子さんは、誰にそんな言葉を告げるのだろう?
告げたのだろうか?
不安が、松之の胸を駆け巡る。
「へえ、諒子さんって文学少女なんだ。
それ、岸田理央でしょう?」と、深町がいいタイミングで。
あら、少女だなんて、と諒子は
楽しそうに笑った。
笑っているうちに深町は、「うちの大学、付属図書館の蔵書は随一なんです。
学生、つまり僕らの紹介があれば、誰でも使えるんです。
紹介状送りますから、住所教えて下さい。」
と、深町は、松之の言いたかった言葉を代わりに言ってくれた。
信用してくれているのか、諒子は
住所をすんなりと教えてくれたので
松之は、飛び上がりたいほど嬉しかった。
ありがとう、深町。




