表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
8/9

第8 章犬吠埼灯台での導きの光

第8 章犬吠埼灯台での導きの光

太平洋に面した断崖の上に白亜の灯台がある。

犬吠埼灯台である。

強い潮風の中、静かに佇みながら、光は航路を照らし続ける。

オレは灯台を見上げながら思った。

人生は、海のようなものだ。

流されて生きるのである。

自由過ぎることはデメリットもある。

自分で何をやるかを決める必要がある。

オレ何のために生まれてきたのか?

何がしたいのか?

何を望んでいるのか?

問いかけても、誰も答えない。

人生にも灯台が必要だ。

処女航海するべき人生の海を照らしてくれる灯台だ。

~人生には、こうした灯りが必要だよな。

暗闇の中を進むとき、人は道を見失いやすい。

遠くに灯るわずかな光だけががある。

だが、真の光は、進むべき方向を示してくれる。

幸せとは、まさにその導きの光ではないだろうか。

何もかも順調なとき、人は光の存在に気づかない。

迷いや苦しみの中でこそ、幸せの光が輝いている。

灯台は、誰かのために光をともす。

目的港にたどり着くためには、海図がいる。

羅針盤もいる。

それは、船乗りのために、旅人のために、迷い人のためにいる。

一人の人生も、誰かの心に灯をともすことができる。

自分の生き方が、誰かにとっての希望になりうる。

それこそが、人間の幸せに役立つ。

自己研鑽に励み、知識と知恵を学び、人格と霊格を高めていく。

オレは灯台のふもとに立った。

そして、波の音を聞きながら静かに目を閉じた。

導きの光がある限り、人は歩み続けることができるのだ。

この海は七つの海に広がっている。

広い海を見つめる犬吠埼灯台。

オレはもう一度、灯台を見つめた。

どこに行くんだ?

答えは、オレの中にある。

青い海に上には白い鳥が自由に飛びまわっていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ