第6章 東浪見の鳥居を越えるもの
第6章 東浪見の鳥居を越えるもの
一宮町東浪見の鳥居は、青く広がる海の波間にそびる。
その姿は、陸と海、現実と神秘の境界を象徴している。
オレは鳥居の前に立ち、白い波の音を聞いた。
~境界とは何だろう?
人は生きる上で、さまざまな境界を持っている。
過去と未来、自分と他人、現実と理想。
境界は見えない線で区切られ、
時に人して躊躇させる。
だが、境界を意識することで、大切なものが見えてくる。
人の幸せは、一つの場所にとどまるものではない。
自分らしい幸せは、ボーダーラインを越えた先にあると思う。
~鳥居をくぐれば、何を得るのか?
それは、恐れを乗り越え、新たな世界へ踏み出すことかもしれない。
境界は固定されたものではなく、意識によって変わる。
誰かが決めた他人の制限は自分にはない。
自分には自分のルールしかない。
時分の魂が決めた法則に従えばよい。
それが最高最善の道だ。
オレの道は前にあり、後ろにはない。
前にも後ろに道がなければどうするか?
その場で立ち止まり動かなければいい。
どうしても動けなければ、あとは天にゆだねればよい。
行く道を自分がどう受け止めるかで、その意味は変わってくる。
オレは鳥居をくぐり、青い海へと視線を向けた。
この先には、まだ知らない世界がある。
人生とは、境界を越えながら進んでいく旅だ。
オレは境界を恐れず、新たな可能性へと歩んでゆく。
進みいく先に、オレの青い鳥がいると信じる。
波の音を胸に刻みんだ。
オレは次なる目的地の佐倉をめざした。




