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3日目 曇り空


「え? 何を言ってるの?」

れむはこてんとしながら

「えっと? 頭打った? 大丈夫?」

りなはわかった この顔は真面目だ

「大丈夫? 病院行く?」

その時るりはが目を覚ます

「おはよ どうしたの?騒がしい、、、 」

りながるりはに飛びつく

「るりは れむがおかしくなった 名前がないとか どう言う意味? るりはならわかるよね?」

るりはは呆れた顔

「何言ってるの? 名前はないんだよ? るりはとかれむとか さっきから誰のこと言ってるの?」

りなが目を見開く

「え、、、、」

階段を必死に降りるとおじいちゃんがいた

「おじいちゃん! おじいちゃん! おじいちゃんは 名前わかるよね? 双造おじいちゃんだよね?」

おじいちゃんは?を浮かべながら

「おはよう 何を言っとるんだい? 私はただのおじいちゃんだよ?」

顔が青ざめる

「じゃ じゃあおばあちゃんは? おばあちゃんはどこにいるのどこにいるの? 双葉おばあちゃんは? いつもの部屋?」

その時 りなの頬が叩かれる

「お前 ばぁさんのことを2度と口に出すな 何を言っとるんだ?」

その時 叩いた振動でおじいちゃんの腰が、、、 おじいちゃんが倒れる

るりはとれむが追いかける

「救急車!」

るりはがスマートフォンを取り出し急いで119をかける

「りな どうしちゃったの? おじいちゃんの前であんなこと言うなんて しかもよくわからないこと言ってるし 本当に大丈夫?」

れむが肩を掴んで言う

「え? だっておばあちゃんは昨日いたよ いたよ るりはにアイス出してたじゃん 朝ごはん作ってたよね?」

れむのかおがみるみる強張る

「何を言ってるのりな?」

りなは首を振る

「れむもるりはも嘘つき!一生名前なんて忘れちゃえ 私は中村りなだよ! 名前はちゃんとあるし苗字もある!思い出せないの?!」

そう言って家を飛び出してそのまま電車に乗って東京に帰る そしてトボトボと家に帰る

「ただいま、、、」

リビングの明かりがついていた

そこには父と母が2人で座って何かを見て話し合っていた

「おかえり りなもこっちにおいで」

母がまんまるに膨らんでいるお腹を撫でながら手招きする

「今ねこの子の名前を決めてたの 私は海斗かりくでお父さんがにのかりょうって言ってて    

りなはそれがいいと思う?」

りなは俯きながら

「お母さん なんでそんな真剣に考えるの? くじとか適当に決めればいいじゃん どうせ忘れちゃうんだし」

お母さんは少し驚きながらも

「ねぇ りな 人間が1番最初にもらうプレゼントってなんだと思う?」

りながだんまり

「答えはね 名前なんだよ 名前はその人の目印 その人の証 そしてその人の最初のプレゼントなんだ だからね 名前はとても大切なものなんだよ だからもし忘れちゃったりしたら しっかり思い出して呼んであげて」

りながハッとする

りなの目が一瞬光

「ありがとうお母さん 私いってくる

あ そうだ! 私は弟の名前 りくとがいいな」

そう言ってリビングの扉を開けるとかながいた

「お姉ちゃん どこ行くの?」

りなは笑って

「友達にプレゼントを渡しに行くんだよ!」

そう言って出て行った

きた道を必死に急いで戻る

駅には2人の影があった

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