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俺の4380日+α  作者: 雪柳
6/27

10歳--5

「カッちゃん!久しぶり!」

「おぉユタカ!何だ、タダタカ送ってきてくれたのか!久しぶりってさっき会っただろうに」


笑いながら話す父さんとユタカさんに、本当に仲良いんだなと思いながら靴を脱いで家に上がる。


「ユミちゃんもありがとうね、上がって何か飲んでいくと良いよ」

「いえ・・・私は」

「ユミ、上がらせてもらおうな。かっちゃんのご家族にも、もう一回挨拶しようぜ」


え、別に帰りたいなら帰っても良いんじゃない?


「・・・はい、じゃあお邪魔します」


あ、またあの笑った顔だ。

変なの。




松崎の家でもしたんだろう自己紹介をまたしている。

「タダタカのお父さんのタダカツです」

「お母さんのレイナです」

「お姉ちゃんのレミです、よろしくね」

「兄貴のタダナオだよ、ユミちゃんの2歳上だから、来年の中学校では1年間一緒だね」


「はい。タダタカ君が早く通学路とか学校に慣れるように頑張ります」


俺の名前覚えてたんだな。その笑った顔変だけど。


「適当で良いのよ〜」「後ついて来させれば勝手に覚えるよ!」とか散々な言われようをしてたけど、ユミカちゃんはニコニコ笑って返事をしてた。


ーーワン!ーワンワン!ーー


「あ!カイの散歩!忘れてた!」


ウチにはゴールデンレトリバーのカイって名前の犬がいて、今日は俺が散歩当番だった。

カイに散歩はさせたい、でも道が・・・



「ユミ、タダタカとワンちゃん連れて川沿い散歩して来い」



待ってユタカさん!俺ユミカちゃんと2人になりたくない!

慌てて何か良い回避ができないかと考えてる俺をほっといてユミカちゃんは答えた。


「はい、行ってきます」


またその笑った顔!もぅやだよー!!!






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