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10歳--3
松崎サンの家族はヤンキーっぽいお父さんと、ふわふわ明るい感じのお母さんと、女の子が2人の4人家族だった。
女の子2人は顔も身体つきも同じくらいだから双子かなって思ったんだけど、俺より一歳下と一歳上の姉妹なんだって。
下の子はマリカ、上の子はユミカって名前。
マリカちゃんは目に少し障害があるから違う学校に通ってて、俺と学校に行ってくれるのはユミカちゃんの方だよって教えてもらった。
「もぅ暗くなってきたし、送ってってやるよ」
松崎のお父さんがそう言って話していた玄関から降りてサンダルを履く。
「マリカも行きたい!お散歩!」
「マリカはだめよ、お母さんとお留守番ね」
「えぇ〜」
「じゃあ、また遊びに来てね」
「バイバーイ」
松崎のお母さんがマリカちゃんを連れて戻って行った。
「ユミは一緒に行こうな」
「はい、おとうさん」
初めて会ったし、今少し話しただけだし、全然理由もわかんないんだけど。
ユミカちゃんって・・・なんか、変。




