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10歳--2
「マツザキ・・・この家か」
地図を見てわかってはいたけど、その家は近かった。
ちょうど俺の家とこのマツザキの家はやたらでかい家を挟んで向かい合わせみたいな立地で、真っ直ぐ進めたらもっと早いけど、本当に大きい家でテニスコートとかもあるからぐるっと迂回しなくちゃいけない。
家から出て、曲がり角を2回右に曲がって着く。
このでかい家どんな人が住んでんのかな。
「・・・」
現実逃避をしててもしょうがないから、呼び鈴を押そう。
「・・・」
酔ってても良いから一回帰って父さん呼んでこようかな・・・
ダメだ、酔った父さんは本当に役に立たないから。
よし!
ーピンポーンー
『・・・はい』
人いた!!返事した!!
「あ、あの!白沢です!引っ越してきました!」




