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10歳--夏休み・終

ウチに帰ってきた!!


ユタくん(お願いしたら俺も良いって!)にウチまで車で送ってもらって、外で待ってた父さん母さんに『ただいま』して、ユミカに『また明日ね!』ってぎゅーしてからバイバイして部屋に荷物置いて来て今!


お泊まりの報告しながらジュース飲んでる。


「ユタカのお父さんとお母さんは元気してたか?」

「お仕事してたから、元気なんじゃないの?おばさんは俺とユミカを何回も怒ってたから元気だったと思う!おじさんは内緒で俺たちにアイスくれたから優しくて元気だったよ!」

「そうか。おじさんとおばさんに可愛がってもらったんだな」


「タカは楽しかったみたいで良かったけど、ユミちゃんの事困らせなかった?」

「ユミカは困ってなかったよ。俺のほうがユミカが泣いちゃった時困ったよ!どうしようってなって!あ、その時母さんの『パッギュ』思い出したんだよ!それで約束もして、大丈夫だった!」

「ちょ、ちょっと待って、よくわからないからもっと詳しく話してくれない?」


なにがわかんないの?

母さん『カウンセリング』っていろんな人の話聞く仕事してるのに?


「どこがわかんないの?もぅ俺眠いんだけどぉ」


報告もしたし、ジュースも飲んだし、もぅ眠いし寝たい。


「まってタカ、一つだけ!ユミちゃんとお友達になれた?」

「なに言ってんの?俺とユミカは特別だから、友達とかじゃないよ?おやすみぃ」


母さんはすごいことが多いけど、ときどき抜けてる。こんなんで仕事ちゃんとできてるのかな?


俺の部屋に戻って布団に入る。


また明日からいつもの毎日が始まる。


でも、これからはユミカの特別になった毎日だ。


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