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パパ、またやらかしてる! 〜50歳天然パパ、娘2人ともっふるで挑む最強Fランク家族の無自覚無双スローライフ〜  作者: Kou
第八章 温泉編〜湯けむりの中で無自覚無双!? 癒やしの源泉が聖域化(!?)〜

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【外伝】 え、パパが勇者!? 今日は何をしても褒められる日なんですけどー!? 娘たちの全肯定ラッシュにパパの情緒が崩壊寸前ー!?

――これは、まだ異世界に行く前。

どこにでもある、日本のとある家族の一日。


神崎家の朝。

朝の光が差し込むリビングで、父は珍しく目覚ましより先に目を覚ました。


亮「……よし、今日は勝った」


ベッドの上で小さくガッツポーズ。

リビングに向かうと、すでにあんなとみゆが起きていた。


あんな「パパ、おはよう!」


みゆ「おはようございます」


亮「おう。今日は俺の方が早いぞ!」


あんな「すごい! 自主的に起きられるなんて!」


みゆ「成長ですね」


亮「いやいや毎日ちゃんと起きてるぞ!?」


朝からいつもと違うような…。

違和感を覚えつつも、亮はキッチンへ向かった。


亮「よし、今日は朝食担当だな」


あんな「頼もしい!」


みゆ「キッチンに立つ背中が様になっています」


亮「そんな大げさな……」


出汁を取り、具材を入れ、味見。


亮「……ちょっと濃いか?」


あんな「挑戦する姿勢が素敵!」


みゆ「味に個性があります」


亮「個性って便利な言葉だな!?」


食卓に並ぶ朝食。


あんな「おいしい!」


みゆ「とても温かい味です」


亮「ありがとう……って、なんだ今日?」


昼。

買い物袋を両手にぶら下げて帰宅。


亮「ふう、重かったぞ」


あんな「力持ち!」


みゆ「頼りになります」


亮「これくらい普通だ」


あんな「普通を続けるのってすごいんだから!」


みゆ「継続は尊敬に値します」


亮「ん?またその流れなのか!」


夕方。

父はソファで一息ついた。


亮「今日はやけに褒められるな……」


あんなとみゆが並んで立つ。


あんな「パパ」


あんな&みゆ「お誕生日おめでとう」


亮「……あ」


あんな「いつもありがとう」


みゆ「本当に、ありがとう」


テーブルの上には小さなケーキ。


亮「……そうか。今日か」


あんな「忘れてたでしょ?」


亮「ちょっとな」


みゆ「想定内です」


ろうそくを吹き消す。


小さな拍手。


亮「ありがとうな」


あんな「どういたしまして!」


みゆ「感謝はお互い様です」


夜。

二人は自室へ。


あんな「大成功だったね」


みゆ「ええ」


あんな「パパ、ずっと照れてた」


みゆ「効果的でした」


あんな「来年もやる?」


みゆ「もちろんです」


静かなリビング。

一人残った父は、ソファに腰を下ろす。


亮「……一年に一回くらい、全部褒められる日があってもいいかな」


昼間の言葉が、胸の奥でじんわりと温かい。


亮「良い娘になってくれたな」


目を閉じる。


亮「……でも今日はなんだか、疲れたなー」


その声は、どこまでも優しく、満ちていた。


こうして――

一年に一度、父の誕生日は、静かで温かな余韻を残して終わった。

ツッコミどころ満載な、家族の異世界スローライフ(?)、

次は誰の特別な日になるのか――。


いつも『ぱぱやら!』をご愛読いただき、ありがとうございます!


今回は神崎家の平和(?)な日本での一幕をお届けしました。

普段は亮の天然っぷりに容赦ないツッコミが飛ぶ神崎家ですが、誕生日という「無敵時間」の前では娘たちのガードもゆるゆる。

全肯定ラッシュにタジタジになる亮の姿は、ある意味で異世界の魔王と戦うよりハードだったかもしれません。

父としての威厳を守ろうとしつつも、隠しきれないニヤけ顔……。

そんな彼らの温かい絆の再確認が、次なる異世界での大騒動への活力チャージとなったはずです!


亮「いやあ、たまにはこういう日があってもいいよな! 勇者ポイントがカンストした気分だぞ!」


あんな「ふふっ、パパが本当に単純で助かったよ。でも、調子に乗って明日から『やらかし』を増やさないでね? 読者の皆さんも、パパの応援(⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️評価)をお願いします!」


みゆ「観測データによれば、パパは褒めると伸びるタイプですが、同時にフラグも立てやすくなります。さらなる『やらかし』を未然に防ぎ、物語の安定供給を維持するためにも、ブックマークという名の観測維持をお願いします」


もっふる「ピィー♪」


次章、いよいよ朝8時本編再開! お楽しみに!


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