表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
57/74

57.領地に行って・・・を作る?

書き直そうかな・・・数日悩み、結局UPしました。


※食事しながら読まないでくださいね。

 「ガタゴト、ガタゴト・・・」


 今日はキャロラインです。突然ですが、領地に行く事になりました。只今馬車で移動中でございます。



 何故って、ギルベルトさんに誘われたので---。鉢植えの事といい、突然の事で、驚いております。


 何故、ギルベルトさんにあんなに食いつかれたのか、正直わからない。

 そもそも、池の中の土を使うのも、ある漫画でそんなエピソードがあったから、使ってみただけなのだ。とあるお猿みたいに作る暇も、気長に自分で作るつもりもないのである。


 私が見た漫画では、遣い方までは書いてなかったけど、植木屋さんが喜んでもらっていく土なのだとか・・・。

 でも実際、池の中の土は微妙です。ヘドロ?にまでは、なっていないと思うのだけど、ドロドロ。そのまま使用すると水はけが悪そうで、根っこが腐ったり、土が固まりそうだったから、他の土と落葉を混ぜて植え替えてみたのだけれど、ギルベルトさんにいろいろ聞かれて大変だった。


 理屈なんて知らないよ!人の真似だから!って、言えたら楽だったんだけど、適当に誤魔化しました。


 いい感じに適度に誤魔化したんだよ。うろ覚えだけど、知っている事は答えたし、私なりの出来る範囲の答えを出したんだからテキトーじゃないよ!



 ---その後、領地に行かないか?誘われたんだよね。


 話の流れを考えると、なんだろう・・・作物を作るところに連れて行かれて、何かいいアイデアない?的な事を聞かれるのかな・・・。取り敢えず、腐葉土の作り方?鶏糞とか混ぜて発酵させれば良いじゃん?くらいの知識で、乗りきれるといいなぁと・・・。


 まぁ、それは置いておいて!プチ旅行を楽しもう!!





 旅の仲間は、お父様、ギルベルトさん、ジル、サイラスさん、特別参加でレインさんです。後は、御者さんですかね。


 この中で、腕の立たないお荷物さんは、私とジルだけなので護衛を最小限で、コッソリ移動中する様です。


 何故レインさんが?と不思議に思われでしょうが、そこは護衛と旅行を兼ねてお願いしました。


 領地での護衛は足りているのですが、行きと帰りの護衛が、必要なので、飛び入り参加ですよ。


 それに、私付きのメイドを一人は必要で。他の二人は、私が出かけている間お休みになる。そうなると、三人とも休みたくなる。ここでレインさんに---実益を兼ねた護衛のお仕事とバカンスを提案させていただきました。


 ジルのお仕事は私のお世話なので、行きと帰り以外は、領地の方にお願いすればいいのですから。



 さぁ!遊ぶのだ!!・・・って言っても何して遊べばいいのか分かりませんが、とりあえず浮かれています。だって初めて遠出をするんですよ?!


 ・・・例の一件は、遠出ではないですし、旅行ではありませんから!始めての旅行です!!




 ウキウキ、ワクワクと、馬車の外を眺めていると、長閑な田園風景が広がり、群れて行動する鳥でしようか・・・一斉に飛び立ちます!

 なんて心踊る光景でしょう。あまりにも現実 離れした幻想的な光景に思わず観入ってしまいました。


 はぁぁ~・・・私も空を飛んで旅をしてみたい・・・?!---はい!???ランセイ!何やってんの?


 今!私の目の前をムササビスーツを着たランセイが横切って行きましたよ!


 リーン居ないのに?・・・と思ったら、見えない紐を馬車の端にくっ付けて引っ張ってもらっているんだって。


 ・・・でもそれって、馬車が止まるまで飛んでるって事だよね。---大変な事になる前に降りれるといいね。


 って、言うか、降りたほうがいいと思うよ。



 ランセイのおかげで、一気に現実に引き戻されました!ボーッとしている場合ではありません!しっかりとランセイの暴走を抑えておかなければ!


 と、思っている間に領地についてしまいました。


 ・・・以外に、近っ!と思ったよ。夕方になる前に着いちゃったよ。王都の隣なんだってよ。・・・だから、あっさりと誘われたんだな。と納得してしまった。



 翌日ジルは夕方だけお仕事なので、昼間はレインさんとラブラブデートしてもらう。残りのメンバーは視察する事になりました。


 私がお父様たちと行動を一緒にしないと、ジルが休みにならないからね。







 さてさて、そんなこんなで、やっぱりと言うか、予想どおりと言うか、農地視察に連れて行かれたよ。


 気候が良いから、それなりに収穫出来ていると思うけど、私の知っている畑の収穫量よりも少ないね。


「お嬢様、何か良い案はありませんか?」


 って、ギルベルトさん・・・もともと話を振るつもりだったでしょう!って、突っ込み入れたくなったけど、お嬢様だから突っ込まないでいてあげる。



「・・・詳しくは、分かりませんし、増えるかどうかは試してみないとわかりませんが・・・---」

 仕方なく、渋々と口を開く事にした。


 詳しくは、わからないのは、本当なので、そんなに効果が出なくていろいろ試して欲しい。



 私が指示を出しながら、実際に動く事にした。大した事はしないのだけど、その方が早いと考えたようだ。


 私は、皆んなが作業をしているのに、ティータイムしながらの指示出しだ。・・・居心地悪いし、これからの作業考えるとお茶したくないんだけど。


 既に整えられている席を前にして、座らない訳には行かないか・・・。私は諦めてお父様の前に座る事にした。


「まずは、あなた方の腰くらいの深さの穴を作って下さいな。穴の大きさは、取り敢えずは、人が一人寝られるくらいで長細く作ってくれれば良いですよ」


 穴掘りしやすいし、後々作業がし易いかな?っと、思ったんだけど、実際やった事ないから想像です。


「掘り終わったら、落葉と、牛や馬など動物の排泄物を持って来てくださいな」


 と、指示を出し、お茶を一口。この場所が臭くなる前にお茶飲んでしまいたい。


「---お父様、次の作業の準備が整う前に・・・」


 お茶を終わらせましょう!と言おうと思ったのだが、物凄く微妙な顔をしていた。


「どうかいたしましたか?」

「---いや、今キャロラインが言った内容がわからなかった。・・・もう一度お願いしても良いかい?」


 はて?難しい事は言ってないと思うけど。・・・周りを見回すと、困った顔のギルベルトさんに、騒つく村人。


 はて?もう一度、同じ事を言えば良いのか?と思った時、作業してくれている村人の周りをふらふらしていたランセイが話しかけてきた。


『姫様~皆んなが、排泄物って言ったのか?とか、そんな事言う訳ない!とか、綺麗な顔で言うなんて、聞き間違いだ!とか言っていますよ?・・・言いましたよね?』


『もちろん言いました!』


 ヒクつきそうな口元をにっこりと笑顔に変えて、お父様と気合ました。・・・一応、直接的な表現は避けたんだけどね!


「落葉と、動物達の排泄物をお願いします。そうそう、大きく育って種を付けた草を食べた牛や馬の糞は避けて下さい。種は消化されにくいので、種から芽が出て、畑で育ってしまうと困りますから。・・・区別がつかないようでしたら気になさらずに、お待ちくださいな」


 っと、お父様、ギルベルトさん、作業担当村人と・・・視線を向けながら告げる。


 聞き間違いじゃないから、しっかり動いて!・・・男の人って綺麗な人は、一般的生物とは違う生き物だと思っているのか、オナラをしないとかトイレに行かない!とかの幻想を抱いているのがいるんだよね・・・なんかそれに遭遇した気分だ。


 美人ママの子供が、『僕のママはオナラしない!』って、思っている子がいたなぁ~・・ってそんな訳あるか!と言ってやりたくなるね。


 身近な大人の---そんなありえない幻想は打ち砕いてあげたくなったので、あえて、『糞』持って来い!言ってみたよ。



 聞き間違いじゃない・・・と、やっと認識できたのか、ゆっくりと村人達は動き始めた。互いに確認しながら・・・ヒソヒソと・・・言葉を交わしながら、作業をするためにこの場を後にする。


 どんな美人だって、他に表現する言葉がなかったら、言葉にするし!


 なんなの、お父様まで一緒になって、残念な顔をする必要はないと思うのだ!


 ---・・・思わず、ジロリとお父様を睨むと、一つ溜息をついて言ったのだ。


「---キャロラインから、そんな・・・排泄物とか・・・の言葉聞かされるなんて、衝撃的だった」


 と、項垂れたのだ。---何を言っているんだこの人は・・・訳が分からんよ。『排泄物』ものすごく小さい声で言ったよ。全く呆れてしまうね・・・と思いながら、ギルベルトさんに視線を向けるが、残念ながら、作業に出ていく人達を見ているようで、後ろ向きだった。


「・・・何をおっしゃっているのですか?お父様は・・・。生き物はなんでも食べた物を消化し、栄養を吸収して体を動かす糧にし、そして、体内に入れ取り込めない残りを排出するのですから、私も例外ではないのですけど・・・。それを言葉にしてもなんら可笑しなことでは無いと思うのですが!?」


 ---何、幻想を抱いているのだ?・・・世の中の美人で綺麗な人だって空気を食べて生きている訳ではないし、ましてや自分の子供が排泄をしない不可思議生物だと認識して欲しくないな。


 普通の人ですから!!


 ・・・全く持って、下らない!


「---今、動物の排泄物を集めていただいているのですが、別に人の物を使用してもできるのですよ?」


 口をパカーン空けたお父様と・・・全くこちらを見ようとしないギルベルトさん。

 ---もしかして、ギルベルトさんも幻想を抱いてないよね?


「忘れていました、捨てる野菜や食事を作る時に出た野菜屑があったら持って来てくださいな。折角ですので、それも使いましょう」







 ---さてさて、そんなこんなのイライラする攻防をお父様と繰り返していると、落ち葉と・・・・少し控えめな牛さんと馬さんのウ◯チが届きました。


 ハンカチで、鼻を押さえて、気持ちだけ遠くに置いてもらう。・・・って言っても、穴の反対側で、大して変わらない。


 ・・・ちょっと、匂いますが仕方がありませんね。落ち葉だけを発酵させると腐葉土になるんだけど・・・これらを入れて腐らせて、肥料を作るのだ。


 発酵させたら、うまくいくと思うんだけどな・・・。そもそも発酵させなくてもそれぞれを直接、畑に撒いても大丈夫なんだから失敗って事はないと思うんだよ?・・・実際に自分では試す機会がなかったから確証は無いけど。


 なんでそう思うかと言うと---子供の頃、畑にまく肥料として排泄物を溜めておく肥溜めが近くにあったなぁ・・・と思い出した。そして、めちゃくちゃ怖かったんだよね。いろんな意味で・・・。


 だって、肥溜めに落ちる恐怖と---最悪その中から出てこられない恐怖。・・・そして肥溜めの中身に、溺れる恐怖。真直ぐな深い穴に落ちる恐怖とは違う怖さがあるのだ。これは本当に何と表現したらいいのか分からない怖さだ。


 ---脱線したけど、さて作業をしてもらおうかな。


「まず、落ち葉を下に入れて、その上に動物の排泄物、掘り出した土・・・と交互に入れて下さい。間に、野菜屑をいれてもいいですよ。最後は必ず土をかけて下さいね」


 と指示を出すと。一気に片付けてくれました。---匂いますからね、さっさと終わりにしたかったのでしょう。


「最後に水をかけておしまいです。・・・2・3ヶ月そのまま置いてください。2・3ヶ月して白い湯気が出てきたら、必ず、絶対にかき混ぜて下さいね。そして、匂いがなくなってきたら完成です」


 本当は、ビニールシートをかぶせるみたいなんだけど、無いからいいよね。


 主婦していた時、家の隣で畑仕事していたおじいちゃん、穴掘って、野菜クズと落葉とかを混ぜていただけで、ビニールかけて無かったから大丈夫だと思う。

 あとは---そうそう、注意もしておいたほうがいいよね。


「火気厳禁でお願いしますね?!」


 発酵する時にメタンガスが発生するんでしょ?火がついたら大変!!・・・おならに火がつくなら、発酵した時にでたメタンガスにも火がついちゃうかもしれないでしょ?!


 ---なんて、思い過ごしですか?!・・・よくわからないけど、注意するに越した事はない!?


 肥料作って燃えても、畑で使えるだろうけど、周りが燃えたら困るからね。


 もの凄くみんな胡散臭そうな顔をしているけど、実際に作った事ないし、多分こんなんだったよ?くらいなので仕方がないよね。



堆肥の作り方としては・・・どうなのかな?と思う方は沢山いらっしゃると思いますが、聞きかじりと近所のおじさんが作っていたイメージのまま、書いてみたので、正解ではないです。


ちなみに、種をつけた草を沢山食べた牛の糞で肥料を作り、畑に撒くと草が増えるのは本当らしいですよ。栄養価が高くてよく育つ・・・らしいです。


多々ご意見があるとは思いますが、ご了承ください。。。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ