23話 雷撃能力
「RankSだと!?」
目の前に現れたのは...RankSを名乗る人間だった。
「お、お前は...」
「よっ!あんたが神田条介か?」
「あ、ああ...」
(俺の名前を知ってる...?)
何故か条介の名前を知っていた。どうやら、条介の事を相手知っているようだ。
「何故俺の名前を...」
「ん、まあ色々とな...まあ、そんなことはどうでもい。それよりもまずはアイツだろ?」
そう言うとすぐに偽物の方に向き、
「おいお前、悪いがこれ以上科学都市でなんか悪さをやらかすなら俺が相手になるぜ?」
「くっ!RankSだからって調子に乗ってんじゃねぇぞ!!」
偽物は攻撃を仕掛けてくるが、それをあっさりとあしらった。
バチッ!バチッ!バシュッ!
「馬鹿なっ!こいつ...発電能力か!?」
(発電能力...でも、普通の発電能力じゃないぞ。どう考えても電圧が違いすぎる....)
条介が頭の中でそう考えていると、
「まぁ確かに発電能力ではあるけど、普通のやつらとはちょっと違うんだよなぁ...」
「お、お前は一体...」
「俺の名は、椎名夕希だ。俺の能力は”雷撃能力”で、RankSの第4位だ」
初めてRankSの能力者を見た条介は、思わず声が出なかった。今まで見てきた発電能力の中でも、この男だけは次元が違うからだ。
「とう言うわけで、そろそろ正体表わせよ...?」
「くっ、死ねっ!」
バァン!バァン!
地面が爆発しする。偽物は椎名のいる地面を爆発させたのだろう。だが椎名は――
シュウウウ...
「ふぅ、いきなり攻撃してくるからビックリしたぜ...」
「馬鹿なっ!あれを喰らって生きてるだと!?」
椎名には攻撃すら当たってなかった。何か能力で守ったのだろう。
「さてと、そろそろ反撃するか...おい神田、ちょっとそこどいてろ....」
「ああ...」
そのまま条介がその場を離れると、椎名は攻撃をし始める。
「そろそろ...正体を表せっ!!」
バシュッ!!
椎名は電撃を放った。それも物凄いものだった。当たれば本当に即死する程のものだ。そして、
「ぐああっ!」
見事に偽物に当たった。すると――
パキパキ...
「「!?」」
「くっ...」
(顔にヒビだと...!?)
偽物の顔にヒビが入ったのだ。そして、段々崩れ落ちてゆき、そしてすべて崩れると、
「これがあいつの素顔か.....」
「な、何だアイツは...」
相手は顔がまるで人間ではなかった。顔の色は真っ黒で、青い模様がある。それにリルと同じ、あの紋章も...
「お前ら...殺すっ!!」
攻撃をしようとするが、何故か攻撃してくることは無かった。
「っ!?どういう事だ!?」
相手は何度も武器を使って攻撃しようとするが、何も起こらなかった。
「くそっ!どうなってる!!ちゃんと手順も合ってるはずなのに何故だ!?」
すると椎名が、
「俺の能力でその武器みたいなのが壊れちまったんだよ...中身がな」
「何っ!?」
(そういう事か。あれだけの電撃を喰らえば、当然相当な電圧があるはずだ。だから中身が...)
「さてと...そろそろ終わりにするとしますか」
「ひっ!やめ...」
「二度と科学都市に来るんじゃねぇ...クソ霊術師」
バチバチッ!
そして相手が目を覚ます事はなかった。すると、
ザッザッ!
「神田君!!」
「月宮?」
「神田君どうしたの...えっ、あれは.....」
「もしかして、あいつの事知ってんのか?」
「知ってるも何もあの人はRankSの第4位じゃ...」
月宮はそう言った。
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