19話 能力者Rank
今回から少し変わります(色々と)
「...そろそろ、手を打たないとな」
「ええ、とうとう動き始めるんですね...”RankS”の達が...」
男達はそう言った...。
――――――――
「ふぁぁぁっ...眠いな...」
朝起きた条介は目覚ましを見た。すると――
AM 8:17
「っ!やべっ!また遅刻するっ!!(今度遅刻したらまた補習だぞ...)」
条介は焦りながら起き、朝食を食べ始めた。するとそこには、
「...おはよ、条介」
「おうっ!」
リルが条介に朝の挨拶をする。だが、条介の焦った様子にリルは
「条介、また遅刻しそうなの...?」
「ああ...」
「もうっ、また月宮さんに怒られるよ...?」
リルがそう言うと、条介は一気に食べて、そのまま家を出た。リルはただその姿を見ていた。
「はっはっ、間に合うかっ...!」
条介が必死に走りながら学校へと向かっていると――
「神田君ーっ!!」
「...?」
条介は誰かに呼ばれた。でもその声は、かなり聞きなれた声だった。声がする方に振り向くとそこにいたのは、
「おう、月宮か。何でここに?」
「あなたが遅すぎるからよ...」
「...へ?」
条介は思わずそんなことを言った。月宮はどうやら、条介が出てくるのを待ってたようだ。そして、
「それじゃ条介、手貸して?」
「ん?こうか?」
「それじゃ...」
すると、
「ふぅ...着いた」
「ここは...学校?お前能力使った?」
「ええ、そうしないと間に合わなかったんだもの」
月宮の能力で一瞬で学校まで移動した。そのおかげで条介は、遅刻せずに済んだのだ。ところが、条介の頭の中では常に考え事をしていた。
「(神域の力か...)」
条介はリーレルに言われた事を考えていた。リルに存在する”神域の力”の事を...
そして放課後、
「それにしても、霊術師達の住む世界ってどんなのだろうか...」
条介がそんな事を一人で呟いていると、
「...神田条介」
「お前は...桐野結衣?」
「少し話がある...来てくれないか?」
――――――――
「それで、話ってのは何だ?」
霊術師の桐野が条介に話をしてきた。もしかしたらまたリルを渡せとかの話なのかと条介は思うが、
「実は今、霊術師達を全員倒すために科学都市が上位の能力者達を使って倒そうとしてるの。その中で、下位の能力者を狩るという事があるらしいの...」
「下位の能力者を狩る...?」
下位の能力者を狩る?条介は全く話についていけなかった。何故下位の能力者を狩る必要があるのだろうか
「何故下位の能力者を潰す必要があるんだ?」
「それなんだが...能力者のRankって知ってる?」
「ああ、確か能力者の順位を決めるやつだったような...それが何か関係あるのか?」
条介は何故能力者のRankが関係しているのかが分からなかった。だが、桐野がその事を言うなら何か関係しているのだろう。
「実は能力者のRankは、無名の能力者の場合殆どがRankFになるそうなの。その中の最上位の部類のRankSの能力者達は、ある計画をしているらしいの...」
「それが、下位の能力者を潰す理由なのか...」
どういう事だ?全くついていけない実はだった。科学都市が直接関係しているのか?RankSがRankFを狩る...?そんな事があったら....
「私は霊術師。君はRankFの能力者。つまり、私達か両方が殺される対象って事になるの」
「何だって!?」
科学都市から狙われるのか?そうなればよく霊術師に狙われるリルも対象となるじゃないか?と思う条介だった。
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