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科学と幻想の超能力  作者: Amatera/あまてら
科学都市編
16/29

16話 謎の霊術師


 「ふぁぁぁっ...」


 現在時刻 AM7:40


 目覚ましが鳴り、無理矢理起こされるかのように起きた。退院したばかりだからなのか...しんどいし、だるい.....


 「..めんどくさ...。学校サボろっかな~」

 そう呟いていると、


 ガララッ...


 「何言ってるの?サボらせるわけないでしょ!?」

 いきなり窓から月宮が出てきた...


 「何でお前、窓から入ってくるんだよ...」

 「どうせ『今日だるいからサボろっかな~』とか思ってたでしょ?」

 いつから心を読めるようになったんだよ...


 「えっ、それは...」

 「図星じゃないっ!」

 これはもう降参だな...


 「はいはい、ちゃんと行きますよ~...だるっ..」

 「もう...ちゃんと学校行かないと、また補習になるわよ?」

 「それだけは勘弁だな...」

 そう月宮と話していると、


 ガチャ...


 「条介~、朝ごはんは?...って、月宮さん?」

 リルが朝ごはんを求めに、俺を探しに来たのだろう。


 ――――――――


 能力者の集団による事件は特班の一人である月宮によって解決し、その後ニュースになった。科学都市の週間のニュースに載る程だ...


 「あの時はすまなかったな...」

 「ううん、それより神田君が無事に退院できて良かったね」

 「おう」


 学校には着き、授業が始まる。


 「皆さん、おはようございます!」



 「はぁ~早く授業終わらねぇかな~」

 俺がそんな独り言を呟いているのに対して月宮は、


 「...」カキカキ...


 「(相変わらず月宮はしっかりしてるなぁ~。どうしたらあんなになるのか...)」


 すると、


 バァン!!


 「っ!?」

 「神田君!よそ見しない!!」

 「は、はい...」

 先生が俺の机を叩いて言った。まあ、俺がよそ見してたのは事実だし、仕方ない事だが.......


 ――――――――


 ピッピッ...


 「ふぁ~、最近はテレビも面白くないわね~」

 私は条介の家で、条介が帰ってくるまで暇だからテレビでも見ていた。すると、


 「昨日、第1区で起きた能力者による襲撃事件は、無事に犯人も逮捕されました」


 「これって...」

 間違いなく、月宮さんが解決した事件の事だった。確か月宮さんが犯人を倒したんだっけ?


 「...そんな事よりも」

 そんな事より、私が霊術師達による狙われてる理由がまだ分からない...私に何かあるのだろうか.....


 ――――――――


 「じゃあな、月宮」

 「うん、じゃあ神田君また明日」


 授業が終わり、俺と月宮は途中から別れて帰った。帰りに、スーパーで買い物でもするかな...その時、


 ザッ...


 「....」

 「...?」


 いきなり俺の前に現れたのは、黒い服を着た男だ。ところが、その男には...


 「っ!あれは...」

 それは、リルの付けてる物と同じ形のネックレスを付けていた。まさか、


 「...何か用ですか..?」

 「すまないが、君って神田条介君、だよね?」


 男は俺の名前を知っていた。何故知ってるのか分からないが、こいつは霊術師で、この前倒した霊術師の仲間だろうか...だっら、


 「そうですけど?」

 「えっと、リルって女をご存知だよね?」


 「なぜ、リルの事を知ってるんですか...?」

 「ああ、心配しなくてもいい、僕は君を殺したりなんかしない。約束する」

 男はそう言った。だったら、


 「...とりあえず、場所を変えましょう」

 「ああ...そうだな...」


 ――――――――


 「そういえば、霊術師については、何か分かったことはあったかな?」

 「いえ、特には...ただ、この科学都市には既に、何人もの霊術師が存在来ることは分かっています。放置していれば、また事件を起こしかねません」


 「そうだな...それより、”ランクS”の能力者達による情報は?」

 「いえ、特には...あんな奴等、本当に仕事はしているんでしょうか...?」

 「でも、彼らがいなくなると、科学都市自体の治安にかなり影響がでるからなぁ~。それに、”裏方の仕事”もね..」


 ――――――――


 俺は怪しい一人の男を近くの公園まで連れて行き、


 「さてと、そろそろ名乗ってもらえますか...?」

 「そうだったな....」


 そして男は、


 「僕の名は、”リーレル・セス”だ。訳あってこの世界に来た、霊術師だ」

 「やっぱりあんたも霊術師だったんだな...」


 すると、


 「僕は、リルさんを守る為にこの世界に来ている」


 そう言い出した。

 今回は少し少なめです。

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