16話 謎の霊術師
「ふぁぁぁっ...」
現在時刻 AM7:40
目覚ましが鳴り、無理矢理起こされるかのように起きた。退院したばかりだからなのか...しんどいし、だるい.....
「..めんどくさ...。学校サボろっかな~」
そう呟いていると、
ガララッ...
「何言ってるの?サボらせるわけないでしょ!?」
いきなり窓から月宮が出てきた...
「何でお前、窓から入ってくるんだよ...」
「どうせ『今日だるいからサボろっかな~』とか思ってたでしょ?」
いつから心を読めるようになったんだよ...
「えっ、それは...」
「図星じゃないっ!」
これはもう降参だな...
「はいはい、ちゃんと行きますよ~...だるっ..」
「もう...ちゃんと学校行かないと、また補習になるわよ?」
「それだけは勘弁だな...」
そう月宮と話していると、
ガチャ...
「条介~、朝ごはんは?...って、月宮さん?」
リルが朝ごはんを求めに、俺を探しに来たのだろう。
――――――――
能力者の集団による事件は特班の一人である月宮によって解決し、その後ニュースになった。科学都市の週間のニュースに載る程だ...
「あの時はすまなかったな...」
「ううん、それより神田君が無事に退院できて良かったね」
「おう」
学校には着き、授業が始まる。
「皆さん、おはようございます!」
「はぁ~早く授業終わらねぇかな~」
俺がそんな独り言を呟いているのに対して月宮は、
「...」カキカキ...
「(相変わらず月宮はしっかりしてるなぁ~。どうしたらあんなになるのか...)」
すると、
バァン!!
「っ!?」
「神田君!よそ見しない!!」
「は、はい...」
先生が俺の机を叩いて言った。まあ、俺がよそ見してたのは事実だし、仕方ない事だが.......
――――――――
ピッピッ...
「ふぁ~、最近はテレビも面白くないわね~」
私は条介の家で、条介が帰ってくるまで暇だからテレビでも見ていた。すると、
「昨日、第1区で起きた能力者による襲撃事件は、無事に犯人も逮捕されました」
「これって...」
間違いなく、月宮さんが解決した事件の事だった。確か月宮さんが犯人を倒したんだっけ?
「...そんな事よりも」
そんな事より、私が霊術師達による狙われてる理由がまだ分からない...私に何かあるのだろうか.....
――――――――
「じゃあな、月宮」
「うん、じゃあ神田君また明日」
授業が終わり、俺と月宮は途中から別れて帰った。帰りに、スーパーで買い物でもするかな...その時、
ザッ...
「....」
「...?」
いきなり俺の前に現れたのは、黒い服を着た男だ。ところが、その男には...
「っ!あれは...」
それは、リルの付けてる物と同じ形のネックレスを付けていた。まさか、
「...何か用ですか..?」
「すまないが、君って神田条介君、だよね?」
男は俺の名前を知っていた。何故知ってるのか分からないが、こいつは霊術師で、この前倒した霊術師の仲間だろうか...だっら、
「そうですけど?」
「えっと、リルって女をご存知だよね?」
「なぜ、リルの事を知ってるんですか...?」
「ああ、心配しなくてもいい、僕は君を殺したりなんかしない。約束する」
男はそう言った。だったら、
「...とりあえず、場所を変えましょう」
「ああ...そうだな...」
――――――――
「そういえば、霊術師については、何か分かったことはあったかな?」
「いえ、特には...ただ、この科学都市には既に、何人もの霊術師が存在来ることは分かっています。放置していれば、また事件を起こしかねません」
「そうだな...それより、”ランクS”の能力者達による情報は?」
「いえ、特には...あんな奴等、本当に仕事はしているんでしょうか...?」
「でも、彼らがいなくなると、科学都市自体の治安にかなり影響がでるからなぁ~。それに、”裏方の仕事”もね..」
――――――――
俺は怪しい一人の男を近くの公園まで連れて行き、
「さてと、そろそろ名乗ってもらえますか...?」
「そうだったな....」
そして男は、
「僕の名は、”リーレル・セス”だ。訳あってこの世界に来た、霊術師だ」
「やっぱりあんたも霊術師だったんだな...」
すると、
「僕は、リルさんを守る為にこの世界に来ている」
そう言い出した。
今回は少し少なめです。
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