15話 発電能力vs空間移動
「おらっ!」
バチッ!
「くっ!!早いっ!!」
やはり、相手の攻撃が早い。このままだと本当に当たりそうだ...恐らく相手もそれなりに能力のレベルの高い発電能力なのだろう....
「(何か移動させられる物があれば...)」
「おいおい、もう終わりか?だったらこっちからいくぜっ!」
「っ!?」
と、犯人は再び電撃を放ってくる。
私はそれを能力で避けるが、
バァン!ビリッ!!
「うっ!」
私の足に少し電撃が当たった...とてつもない痺れと痛みが襲う。
バタッ...
「ぐっ...足がっ!」
右足に当たったから、流石に走れない....完全に油断していた。普通なら避けることもできたが...
「そろそろ死んでもらおうかっ!!」
犯人が私にとどめを刺そうとする...
バチッバチッ!!
だが私は、その隙を狙って...!
フッ!
「何っ!?」
能力で犯人の目の前まで移動し、そして
「はぁぁっ!!」
ドゴッ!!
「ぐはあっ!!」
犯人は私のパンチを受けて少しよろめくが、
「くそっ!舐めるなよ!!」
バチバチッ!!
「死ねっ!!」
「っ!?」
と、犯人はとてつもない電気を放ち始めた。私が能力を使っても近づけない程の大きさだ...
「この電気の量はっ!?」
「これが避けられるかなっ!!」
バチッ!
バァァン!!
「ぐっ!!これじゃ近づけない..くそっ!!」
私は空間移動を繰り返し行うが、電撃が邪魔でなかなか近づけない...これはもう当たれば命はないレベルだ。
その時、
バチッ!
バリン!!
その時、電撃でガラスが割れた。初めはただ割れただけだと思っていたが、
「(ガラス...これだっ!!)」
ある事を思いついた...私はその割れたガラスの欠片何枚か拾い、
「これなら...いけるっ!!」
「はぁ?何言ってんだお前...とにかく死ねっ!特班のゴミがっ!!」
そして私は電撃を避けながら相手に近づき、相手の隙を見て...
「これならっ!!」
私はガラスの破片を相手の所に空間移動させ、
グサッ!
「ぐあぁぁぁっ!?!?」
と、相手の肩に数枚のガラスの破片に刺さり、刺さったと同時に強烈な電撃もすぐに消えた。
「ぐぁぁっ!?」
私は犯人の前まで空間移動し――
「っ!?」
「あなたは、許されない事をしました...よって、無力化させますっ!!」
私はそう言い放ち、そのまま犯人の所へ
ザッザッ!
「ひっ..」
ガシッ!!
「やめ..」
私は相手をつかみ、そのまま――
「はぁぁぁっ!!」
ブンッ!...
バァァァン!!
思いっきり相手を地面に向って投げつけた。そして犯人は、
「うっ...」
犯人はそのまま気を失った。そして犯人すぐに近くにいた警察に連れていかれた。
私は特班に連絡を入れようとすると、
「月宮っ!!」
「...?」
振り向くと、そこには水野さんがいた。多分心配で駆けつけてくれたのだろう。
「敵は無力化させ、近くにいた警察官達に連行されました」
「うん、よくやった!あと神田の事なんだが...」
と、水野さんは神田君の事を話し出した。
「とりあえず神田は明日にも出れそうだ」
「そうですか...それはよかった..」
私は安心した。神田君が無事で...
「そう言えば、神田とよく一緒にいる少し変わった髪色の女の子は誰なんだ?」
「あの人は、リルさんと言って...まあ色々あって神田君の家に住んでるんです」
そう言うと水野さんは、
「一緒に...か。それは果たしていいのだろうか...?」
「??」
私は神田君に電話をし、
「...神田君?」
「月宮か...すまなかった..今回の任務に行けなくて....怪我はしてないか?」
「少し相手の攻撃を足受けたけど、今はもう大丈夫。そんな事より体調は?」
「もう元気た!リルも一緒だ」
「そう...」
そう言って私は帰ることにした...
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