13話 少女の想い
俺は病室のベッドで寝ながら考えた。
「(何で霊術師やその関係者達はリルを狙っているんだろうか...)」
ただそんな事だけを考えていた。たがリルは、俺が考えている時に、
「....(ムスッ)」
「(何だよ、その表情は...)」
リルの顔はムスッっとしていた。何故そんな顔をするんだ...俺には分からなかった。だが、
「...ねぇ条介」
と、呼ばれると
「な、何だよ...」
「あなた今霊術師の事について考えてるでしょ...(ムスッ)」
完全に俺の考えてる事がリルには分かっていた。これはどう誤魔化そうか...
「えっ、それは....」
「やっぱり図星じゃない...」
もうこれは誤魔化せないな...
「...分かったよ、ごめんごめん....だからそんな顔するなよ........」
「...」
俺がそう言うとリルは何も言わなかった。そして
「何でそんなに霊術師の事を考えるの...」
リルは視線を俺から少し逸らしながら言った。何故だろう?何故逸らすんだ...
「何でって言われても...」
「もう霊術師は倒したんだからいいじゃない...それにどうしてあなたばかりが霊術師を倒さなくてはならないの...?」
リルは俺に気を使ってくれているのだろうか...何故そこまでするんだ...
「だって俺は...特班の一員だし、それに...」
「...それに?」
リルはさらに問い詰めてくる。そこまで聞きたいのか...
「だって、リルをあんな奴らに...奪われるのが嫌だからな...」
そう言うとリルは
「えっ...」
リルは驚いていた。それも少しじゃなく、かなりだ。どうしたんだと思うが、
「どうしたんだリル?」
「えっ!いや、何でもないわ...」
「そうか...」
と、リルは言った。
「ところで、月宮は?」
「あなたが寝ている時に帰ったわ」
「そ、そうか...」
アイツ帰るの早いな...
「(何だろう...この気持ち...)」
と、私は思った...。こんな気持ちは初めてだった...一体何だろう.....
――――――――
「それでは今日の授業はここまで」
先生がそう言う。私は帰る準備をする。神田君はまだ入院中の為、学校には来ていない。すると、
ピリリリ...
携帯が鳴る。こんな時に一体誰からだろう...そう思って見てみると、
「これは、水野さん?」
カチャ
「はい、もしもし?」
すると、
「もしもし?月宮か。今すぐ来てくれないか?場所は...」
そして私はすぐに準備をし、
「はい、分かりました!すぐに向かいます!!」
そのまはま現場まへ向かった。
そして――
フッ!
能力を使って現場まで来た。すると、
「これは..酷い...」
周りは少し大きい公園で、遊具などはもはや使えない状態だった。なんというか焼けた後のようだった....だか、犯人らしき人物は一人もいない...多分逃げられた後なんだろう。一体誰が...
「水野さん、目撃者は?」
「それが...いない。正しくいうと殺された」
「本当ですか...」
水野がそう言うと私は、
「(酷い...目撃者にまで手を出すなんて...)」
そう思った。すると水野さんが、
「実はな...最近能力者による事件は増えてる状態なんだが、中でも能力者達が集団になって暴れる事が多いそうなんだ...」
「そんな事が...能力者集団ですか...厄介ですね」
能力者は同じ能力を持つ者は複数いるが、性質や最大出力の大きさなどは個人によって変わる。恐ら集団の場合、低レベルの能力達が集まって攻撃している可能性が高い...
「集団となると、真正面から倒すことは難しいですね...」
「そうだな...いくら月宮でも流石に無理があるな.....」
「ええ、私の能力は攻撃には向いてないので...せめて神田君がいれば...」
そう言った。何か能力者はいないものか...そう思っていると、
「それと、都市側からも応援が来るそうだ。多分能力者もいるだろうな」
「それは心強いですね」
そう言うと私はすぐに、特班で調べ始めた。
――――――
「犯人は...現在はここにいますね...」
と、犯人の位置を示したタブレットを見ながら言った。
「月宮...本当に大丈夫か?奴らは能力者で複数人いるんだぞ?」
そう水野さんは言うけど私は...
「私しかいないんですからやるしかないですよっ!」
バッ!!
そう言ってま私はヘリコプターから飛び降りた...
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