↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
しろくろーmonotoneー  作者: MANAM


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

2/5

第二話 くろの運命が決まった日

しろがなぜこれ程までくろの裸足にこだわるのかは、二人の運命の歯車が回り始めたあの日まで遡る。


その日の学校帰りしろに連れられ始めてお宅にお邪魔したくろ。

今でこそ脇目も振らずしろの部屋に直行するが、この時は部屋まで案内されながら初々しくキョロキョロと回りを見回していた。


「ここがあたしの部屋〜!」


ドアが開かれ見えるのは整頓された綺麗な部屋の床に置かれたレトロなゲーム機。

そのゲーム機を見てくろの目が爛々と輝き出す。


「あれ! 今じゃプレミアの昔のゲーム機! すごい!」


部屋へと駆け込み食い入るように見つめる。


「そうなの? おじいちゃんの家にあったのを貰ってきたんだよ。あ、あたしがクリア出来ないゲームはこれ!」


しろはソフトを手に取りくろに見せると、ゲーム機へと差し込んだ。

モニターに昔懐かしいドット絵のタイトルが表示され、ピコピコ音楽が流れ出す。


「雨夜さん! クリアしちゃって!」


「このゲーム初めてだから上手くいくかな…でも頑張ってみる!」


くろはコントローラーを握りプレイ開始。現代のコントローラーとは違いその薄さとボタンの少なさに苦戦しつつもさすがのセンスでステージクリアを重ねて行く。


しろも最初はステージクリアごとに喜んでいたのだが、ふと何気なくくろの方を見た時この日素足だった彼女の足に目を奪われた。


事あるごとに動くその足指にしろは感嘆の声を漏らす。


「わ! 敵が!」


「わ!(足の指がパッ!)」


「くそ〜! このうねうね〜!」


「ほわ〜…(足の指うねうね〜!)」


「く…ボスが強い!」


「おお〜…(足の指ぎゅうっ!)」


「やったー! いけた! 倒したわ!」


「すごい!(親指ピンっ!)」


くろはゲームをクリア出来た事に興奮するその横で、しろはそのくろの裸足が見せる表情で興奮していた。

同じエンディング画像と曲が延々と流れる画面を前にくろは満足気にコントローラーを置くと、別のゲームを手に持ち頬を紅潮させたしろの顔が迫ってきた。


「すごいね! すごいねくろちゃん! ねえ! 次はこのゲームをやって!」


褒められて満更でもないくろは、珍しいゲームのやりたさもあって、


「いいわよ! どんなゲームでも私に任せてしろ!」


二つ返事でしろの要望に応えて、自然と名前呼びになる二人。

そしてくろは夕方までレトロゲームを満喫し、しろはくろの裸足を堪能した。


そう、この日この時しろはくろの裸足の虜となった事で足フェチに開眼し、くろの裸足の運命は決定付けられてしまったのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。