3日目
子供の頃、夏に畑で虫取りとかして遊んでたんだけど、畑のトマトにでっかい青虫いたんだ。
「アゲハ蝶の幼虫だ!デカくてカッコいい!ツノみたいなのもある!」
めっちゃ喜んで、虫籠持って来て捕まえた。
母さんには
「無理!こっちに見せないで〜!」
て言われたから、なるべく母さんの目に入らないようにして育ててた。
キャベツの葉っぱとか、入れて凄く大事に育ててたら、ついに蛹になったんだ。
母さんに、学校に持ってみんなで観察したら?って言われたから、小学校にもっていった。
「アゲハ蝶の蛹もうすぐ羽化するから持って来た!」
みんな興味深々で、喜んでくれてたよ。
数日後に、殻が割れ始めたから、みんなで見てたんだ。
段々殻から蝶々が出て来て、凄くわくわくした。
で、全部出た時に、見に来てた理科の先生が後ろから言ったんだ。
「これは……蛾ですね」
「…」
みんなサッと離れて行ったけど、理科の先生は嬉しそうだった。
学校から帰るときに、草むらに離しといた。
空の籠を見た母さんが、
「蝶々は見れたの?」
って聞いてきたから、曖昧に頷いといた。
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異世界ファンタジー長編も書いていますので、そちらも読んで頂けたら嬉しいです♪
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