38話 オラオラとオラオラ
私たちは廃墟ビルに巣くっている悪霊を祓いに来ただけなのにどうして極道のケジメ現場に遭遇してしまうなんてもはや不運を通り越している。
「なんだろうな、私貧乏神に憑りつかれてるのかな」
「どうしてなんだ?」
伏黒さんがそう言ってきた。
「だってどうして裏社会の人たちと行動って……社会からつまはじきにされるじゃないですか」
「そりゃそうだが……」
そこですかさず綾瀬さんがフォローを入れてきた。
「大丈夫、このあたりの地域の極道が悪っていう考えはない、警察が無能だからね」
「そうなの?」
「うん、ロボット警官がいるけど大抵半グレに解体されてるんですよね」
「ああ、それでえぐい重火器をもって対抗してくるんだからもうやめてくれと言いたい」
「でもお上の決めたことだから変えれないってのが真実なんだよね」
「ああ」
そして各階にいる悪霊を祓っていき、そして最上階、男の人たちの声が聞こえてきた。
「……ここか、女を食い物にしてる真正のゴミムシのたまり場は」
「そうですね伏黒の親父」
「……二人はここにいてくれ、カタギを怪我させたくないからな」
そして伏黒さんと京町さんが中に入って行った。
「おじゃましにゃんわや~」
「どうも大和組でーすみんな人生終わりだよー」
「なんじゃぁ!?」
中の人たちはどうやら準備が出来ていなくて伏黒さんたちに驚いていた。そして伏黒さんは年を感じさせないほどに速いスピードで中の人たちに向かって行った。
「凄いですね……」
「ああ、これが極道っていう人たちの仕事だ……なんだあれ」
綾瀬さんは上に見える拳を見つけた。
「……結界術式・一方攻撃」
そして間一髪で結界を張ったことで伏黒さんは吹っ飛ばされるだけで済んだ。
「なんじゃぁ!?」
「この中に霊媒師がいるな……仕方ないけど参戦するか」
綾瀬さんは札を飛ばして中の人たちをシバいてた、私は高木を憑依させ、そのまま中に突っ込んでいった。
「ヒャッハァァ!!!」
「って何をしてる!?」
私は半グレの目の前に走りこんだ。
「メガトンパンチだよ」
私は半グレの頭に拳を叩きこんだ、そしてその半グレは一発で再起不能とわかるぐらいに頭がぐっちゃぐちゃだった。
「やべぇな」
そして半グレたちを成敗していって、とにかく制圧した。
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