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{完結済み}私のゴーストは優しくて強いのです。そして誇れる敵なのです!  作者: 猫こんた


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24話 霊力トレ

私たちはご飯を食べた後、一人で布団を敷いた。

(また座敷童ちゃんが来てる、新しい人だからまじまじと見ておきたいのかな?)

私は座敷童ちゃんに近づいた、だが座敷童ちゃんは私が近づくたびに後ずさりをしていった。

(私が近寄るのを拒んでいる……)

私は布団に潜り込んだ、すると座敷童ちゃんは私の布団の上に乗った。

「……どうして私の布団の上に乗るんだ?」

座敷童ちゃんはそれに答えず、ただただ布団にできた毛玉を取っていた。

「聞いても無言を貫き通すのね、分かった」

私はすねて眠った、すると体が勝手に動き出すような気がした。

(あれ、私の意思とは無関係で動いている……高木が私に憑りついているのか?)

だが私の腕に何かの力が溜まっていくような気がした。

「誰!?」

私の腕を掴んでいたのは座敷童ちゃんだった。

「ごめんなさいごめんなさい!」

「急にどうしたの!?」

その時、騒がしくしたのか綾瀬さんがブチギレて部屋に入ってきた。

「ギャーギャー騒がしくするんじゃねぇ!!!」

「ごめんなさいごめんなさい!!」

「あれ、座敷童ちゃん、どうして千尋の手を握ってるんだ?」

「だって……霊力の制御ができてないからいつの間にか出来てるようにおまじないをかけてたんだよ」

「そうか……」

綾瀬さんは納得して部屋の扉を閉じた。

「……」

座敷童ちゃんから私に力がどんどんと入ってくるような気がした。

「……いいの?」

「いいんです、知ってます?人生ってのは眠れる奴隷って」

「そうなのね……」

そして座敷童ちゃんが私の手をにぎにぎしてきた時はほんのりかわいい顔をしていた。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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