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{完結済み}私のゴーストは優しくて強いのです。そして誇れる敵なのです!  作者: 猫こんた


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101話 過去を修正する何か

次に目を覚ますと森の中にいた。

「あれ……私は一体何を?」

腹に手を当てたが傷は一切なかった。

「巴さん、大丈夫ですか!?」

「ん……今の感覚は一体?」

巴さんも刀に切られた感触は味わっている様子だった。

「私、刀を持った奴を見たんだけどさ……服はぼろぼろ、そして足は無くて仮面を着けていたね」

「……もしかして霊か?」

「いや、私の攻撃が通じなかったんだよ、一体あいつはなんだ?」

「もう一度、行ってみる?」

「ああ、確かめに行きたいからな、よろしく」

私はまた鉈に念じ、そして空間を切り裂いた。

「さてと、中に入るか」

私たちは数十年前の森熊村に着いた。

「一体あの不気味なヤツの正体はなんだろ?」

「分からない、でもやるべきことがあるかも」

巴さんがリーダーシップを発揮しているが私にはわからない。

「やるべきこと?」

「まず笛と鈴の音が鳴ってから現れる奴の足止め方法、そしてどうにかしてあの少女を助ける」

「でもどうやって少女を助けるの?」

「……あまり気が乗らないが鬼と会う時、恐らく鬼と少女二人だけだろう。その時に助けに行く」

「鬼ってのも気になるけど……」

「ああ、鬼を討伐するのもありかも、だが未来に影響を与えるかもしれないな」

「未来に影響を与える……あまり干渉しない方がいいのかな」

「出来るだけ村人との干渉は避け、必要な時まで身を隠すという行為をしなければいけないのか」

その時、笛と鈴の音が鳴った。

「きたッ……どこから来るんだ」

その時、私の目で刀が見えた。

「時よ止まれ!」

私はとっさに時を止めた。

(顔を見たいが今は後だ、巴さんを避難させないと)

だが奴はどうして私たちを狙うのかが分からない。何か恨みでも買ったのか、それとも私たちの命をただ単に狙っているのか……

「時は動く!」

時が動き出した時にはもうすでに奴との距離は数十メートル離れていた。

「消えた……」

「確かに消えた、それで瞬間移動した?」

「いや、この鉈の能力」

「そうなのね……その鉈大事じゃない?」

「確かに大事かもしれないね、それに切り裂きジャックからもらったものだし、大事にしないと殺されちゃうかも」

その時、やぐらで何やら動きがあった。

「やぐらの少女がどこかに行った……」

「いや、裏に光が続いている、もうすでに行ったんだ」

「私たちも向かうとするか」

「ああ、足音は鳴らすなよ」

私たちは光が続いている道を見ながら儀式の場所に向かって行った。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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